新しい伊東屋、サロンコンサート@銀座〜20日土曜日

20日の土曜日。久しぶりの青空、久しぶりの太陽。気持ちいい〜。20日は前からサロンコンサートに行く予定にしていた。父の見舞いでの帰省が一週前で助かった。今週末はいつも通りの穏やかな週末が戻ってきた。

朝ご飯は近所のタリーズで。タリーズの福袋に入っていたドリンクチケットを使って、ミールだけ購入して朝ご飯にした。私は、ドリンクはマンゴータンゴスワークルをチョイス。マンゴーのフローズンドリンクで、果物の自然な甘さが生きててすごく美味しかった。ミールは、ベジピッツァNYスパイシーチキンをチョイス。これはもちもちした生地に、スパイシーなチキンと、野菜をたっぷりはさんだもの。これもとっても美味しかった。タリーズって、かなりフードメニューのレベル高いと思う。

旦那はカフェラテとドーナツチュロス。こっちも美味しそうだった。私、スタバよりタリーズの方が好きかも。これは単に好みの問題で、人それぞれと思うけど。

そして、銀座へ。コンサートにはまだ時間があったので、リニューアルオープンしたばかりの伊東屋へ。ここの建て替えを待つ間、長かったなあ、、ってしみじみ思いつつ。

入り口の雰囲気からしてお洒落〜。わくわく。1階は、カードとか絵はがきみたいなのを売ってるのね。そして、待望のエスカレータがついてる!エスカレータで8階まで上がれるなんて、前の店舗からしたら夢のようだわ。

でも、、だんだん上の階へ上がって行くにつれ、あれ??という気持ちになってきた。ここは、私の知ってる伊東屋じゃない。新しい、とてもお洒落な雑貨屋さん風になっている気がする。「とりあえず、なんでも伊東屋に行けばあるかも?」と思って、足繁く通っていた文房具屋さん“伊東屋”とは違うお店になったんだなあ。

う〜ん。でも。仕方ないのかも。そもそも街の文房具屋さんが成立しない時代。こんな銀座の真ん中の一等地に、いっぱい文房具を品揃えして、いっぱい在庫を抱えて、どれだけ売れていたのか。どれだけ利益が上がっていたのか、、そう思うと、方針転換もやむなし、という事なのかもしれない。みんな通販で買う時代だしねえ。オフィスは、アスクルとかでなんとかちょっとでも安くあげようと発注してるし。そもそも、PCでなんでもできる時代に、文房具を使う頻度って減ってきてるのかも。アナログ人間な私は、今でもノートにメモ書きしてるし、職場ではなんでもかんでもノートに書きとめたり、ノートに書き出して考えたりしてるけど。でも、だんだんペーパーレスの方向に向かっていて、ミーティングもプロジェクタに映し出してやってるし。伝票も、PDF化してハードディスクに保存し、紙のファイルとかしないって研究室も増えてる。(私はついつい紙に刷りだしてファイルしちゃうんだけどね。前世紀の人間なんで。)私より年代の下の人は、議事録とるのもPCでとってる。それだけキーボードうつのが速いんだよね。私はキーボードだと追いつかなくなりそうだけど。でもまあ、後で編集の手間を考えれば、議事録もPCでとった方が便利なのはよくわかる。

手帳やカレンダーの販売時期って、伊東屋はめちゃ混み合っていたけど、手帳とかカレンダーの販売方法はどうするんだろう??何か特設会場とか考えるのかなあ。でも、私も、もはや紙の手帳は使わず、なんでもグーグルカレンダーとスマホで管理してるからなあ。アナログ人間の私でさえこんな調子なんだから、将来的には手帳もカレンダーもすごく縮小していく市場なんだろうなあ、とは思う。まあ、紙の無駄遣い、自然破壊を考えると、ペーパーレスはエコなんだ、、とは思うけどね。

そんな事考えつつ、銀座の中央通りをぷらぷら。山野楽器の前ではミニライブみたいなのをやっていた。

そして、本日のメインの目的、サロンコンサートにやってきた。今日はピアニストの中谷彩花さんのコンサート。バッハにショパンチャイコフスキーとメジャーどころを押さえたコンサートで、楽しむことができた。
クラシックのコンサートっていう事で、そこそこお洒落してる人が多いんだけど、年配の方ですごくお洒落な方を見ると、なんだか憧れるなあ。この日のコンサートでは、本当に上品で素敵な老婦人を見かけた。シャネルのバッグに、キレイに磨かれたパンプス。上質の、仕立ての良いスーツを着ている銀髪のご婦人を見て、すごく憧れた。こんな風に歳取れたらいいなあ、、ってしみじみ。山の手の奥様風の雰囲気が漂っていた。しかもコンサートに一人で来られて、招待席に座っていた。できれば、こんなお洒落なお婆さんになりたいけど、絶対無理だな。