王妃マルゴ

王妃マルゴ 2 (愛蔵版コミックス)

王妃マルゴ 2 (愛蔵版コミックス)

王妃マルゴ 3 (愛蔵版コミックス)

王妃マルゴ 3 (愛蔵版コミックス)

やっぱり萩尾望都。すごく面白くて、ついつい夢中で読みふけっちゃう。人物の描き方がすごく上手で、気持ち入れ込んでしまうわ。1巻はまだ人間関係と名前を覚えるのに必死で、物語に入り込めなかったけど、2巻からはそれもしっかり頭に入って、物語をすごく楽しめた。マルゴがかわいそうで。
この時代、やっぱり王族の女の子は、戦略に使われる駒の一つでしかないわけで。本人の気持ちとか関係ないよねえ。なまじ美しくて頭が良く、そして感受性も強いだけに、余計にいろいろと苦しむ結果になってしまったのかも。この先彼女の人生はどうなっていくのだろう。10代ですでにこれって、、。などいろいろ思わずにはいられなかった。すでに4巻も出ているので、また買ってこよう。すっかりはまっちゃった。何度も読み返してしまう。