- 出版社/メーカー: 東宝
- 発売日: 2017/07/26
- メディア: Blu-ray
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小説読みながら心の中で思い描いた風景。なるほどこういう風に描かれていたんだなあ。実際に見てすごく感動した。
古典の先生は、『言の葉の庭』の雪野先生だ!っていうのもすごく嬉しかったし。何より、ラストシーン、二人が再会できたのがすごく嬉しくて。桜咲く春の再会。どうしても『秒速5センチメートル』のラストシーンと比較しちゃって。『秒速5センチメートル』では、彼が振り返って、踏切を電車が通り過ぎた後、彼女はもういなかったけど。『君の名は。』ではちゃんと声をかける事ができて。もうそれだけですごく嬉しかったし感動できた。
人生の中で大切な人と出会う物語。タイミングとチャンスは逃しちゃいけないよなあ、、なんてね。もちろんいろんな要素にすごく感動できたんだけど。その中でも特に、タイミングの事を思わずにはいられなかった。誰かと誰かが出会える確率って、すごい事なんだよね。その確率を大切にしないとね。
『秒速5センチメートル』ではつながらなかった二人の糸が、この作品でやっとつながったんだなあ。それだけですごく幸せだ。