君の名は。

去年大ヒットした映画、『君の名は。』。新海監督の書いた小説版は去年読んだんだけど、映画館に映画を見に行くって事はしていなかった。小説版はものすご〜く感動したし、やっぱりここは、ブルーレイを買って何度も見たいな、と。思い切ってブルーレイ購入しちゃった。
小説読みながら心の中で思い描いた風景。なるほどこういう風に描かれていたんだなあ。実際に見てすごく感動した。
古典の先生は、『言の葉の庭』の雪野先生だ!っていうのもすごく嬉しかったし。何より、ラストシーン、二人が再会できたのがすごく嬉しくて。桜咲く春の再会。どうしても『秒速5センチメートル』のラストシーンと比較しちゃって。『秒速5センチメートル』では、彼が振り返って、踏切を電車が通り過ぎた後、彼女はもういなかったけど。『君の名は。』ではちゃんと声をかける事ができて。もうそれだけですごく嬉しかったし感動できた。
人生の中で大切な人と出会う物語。タイミングとチャンスは逃しちゃいけないよなあ、、なんてね。もちろんいろんな要素にすごく感動できたんだけど。その中でも特に、タイミングの事を思わずにはいられなかった。誰かと誰かが出会える確率って、すごい事なんだよね。その確率を大切にしないとね。
秒速5センチメートル』ではつながらなかった二人の糸が、この作品でやっとつながったんだなあ。それだけですごく幸せだ。