梅雨の晴れ間


関東の梅雨入りしてから、どんよりしたお天気が続いていたけど、金曜日はスッキリ晴れてぎらぎら太陽がまぶしかった。気温が27度くらいまで上がったみたいだけど、湿度が低かったせいか、カラッとしていて気持ちよかった。まだまだ職場もエアコンなしで大丈夫そう。

雨が必要なのはわかってるけど、できれば雨は夜だけにしてほしいなあ。

梅雨入りした東京は、ちょうど紫陽花もさかり。梅雨は苦手だけど紫陽花は大好き。あちこちで咲いてる紫陽花を見るのは楽しみだな。

MRI検査の結果


MRI検査の結果を聞きに行ってきた。検査の結果、できれば手術を考えた方がいいようだ。すぐに命にかかわるとか、そういう事はないし、経過観察で様子を見つつ、、ということなんだけど。どうしようかな。迷うところ。手術ってことになると、やはり仕事を1ヶ月くらい休まなくてはならないし。(私の状況では、内視鏡ではなく開腹手術になると思われるので、入院は1週間はかかるとのこと。)繁忙期を避けるにしてもちょっといろいろ大変。準備が。できればなんとか手術しないですませたいんだけど、、どうなるかな。
それにしても、昔MRI検査を受けた時に比べて、やはり進んでる感じ。造影剤を使って苦労しただけのことはあって、画像はめちゃくっきりはっきり、わかりやすかった。診察室のモニタに先生が画像をどんどん映し出してくれて、それを見ながらいろいろ解説してもらい、詳しい話をきけたので、それはよかった。とりあえず、半年後。それまでにもいろいろ考えなくちゃ。手術する場合のメリットデメリット、リスクを考え合わせて。自分がどうしたいのかをよくよく考えないとね。

景気

職場に出入りの業者さんで、もうずっとお世話になっていた業者さんがいた。文房具やPC関係、オフィス用品など、いろいろなものを電話やメールで注文して、いつも配達してくれる業者さん。ところが、その業者さんが、5月末で倒産、会社を清算しちゃうことになってしまったみたいで。ずっと来てくれていた営業の人が、挨拶に来られて、もうビックリ。一応、社員だったふたり(営業マンと、事務の女性)については、別の会社に移籍できることになったみたいだけれど。それにしても、、。ずっと長いことお世話になっていただけに、すごく複雑な気持ち。結構儲かってるんじゃ?と思ってたけど、薄利多売で厳しかったのかな。この頃は直販も多いし。
4月末には、職場近所のパン屋さんが、突然閉店しちゃった。時々そこのパン屋さんでパン買っていたんだけど、朝なんて焼きたてのパンを売ってて、その良い香りがすごく幸せな気分にしてくれたのにな。アベノミクスで景気回復って本当なのかな?なんかじわじわ、身近なところでいろんな不景気を感じるんだけど。これから日本はどうなっていくのかな。漠然とした不安を感じる。
円安の影響で結構こそっと値上げされてるものも多くて。iPadなんかもかなり値上げされたみたい。円安になっても、輸出はそれほど回復してないという話もあるし。どうなんだろ。日本製品の競争力が落ちちゃってるってのもあるかもしれないね。まあ、私ごときがくよくよ考えてもどうしようもないわけで。なんとかなるでしょ、、。

ニュートンと贋金づくり―天才科学者が追った世紀の大犯罪

ニュートンと贋金づくり―天才科学者が追った世紀の大犯罪

ニュートンと贋金づくり―天才科学者が追った世紀の大犯罪

ニュートンと贋金づくり」、最近夢中になって読んでいた本がこれ。めちゃめちゃ面白かった。これはフィクションではなく、本当の話、ドキュメンタリー。ニュートンのことなんて、“万有引力を発見した人”としてしか知らなかったんだけど、知れば知るほど面白い、ニュートン。すごい人だったんだなあ、、としみじみ。(以下、本の内容について一部ネタバレあり)
本の内容は、簡単に言うとこんな感じ。(amazonの紹介文)

欧州最高の知性 vs. 英国最悪の知能犯
万有引力を発見し、近代物理学に巨大な足跡を残した天才科学者ニュートン
後年は王立造幣局に長官として迎えられ、イギリスの貨幣政策に多大な貢献をしたことが知られていますが、それと同じ時期に、ある一人の贋金づくりと熾烈な頭脳戦を繰り広げていたことは、これまでほとんど語られてきませんでした。
その贋金づくりの名は、ウィリアム・チャロナー。イギリス史上類を見ない巨額の贋金事件の首謀者です。
本書は、膨大な資料と綿密な分析をもとに、ニュートンの捜査官としての知られざる一面に初めてスポットを当て、事件解決にいたる攻防をスリリングに描いたノンフィクションです。

前半部分は、結構丁寧にニュートンの生い立ちから、大学人としての研究生活の事が描かれている。ニュートンって本当に研究一筋の偉大な科学者だったんだなあ。それこそ、思いついたらどこでも数式を書いちゃうくらいだったみたいで、、ガリレオ湯川准教授は、ニュートンの真似なのかな?とにかく、彼は寝食を忘れて研究に没頭するタイプで、妻子もなく、ずっと大学で研究&勉強し続けいていたみたい。人付き合いも、自分が相手に知性を認めた、ごく一部の知識人とだけ、みたいで。大学での講義は、学生に意味がわからないような難しい話をぼそぼそ話し続けていたから、学生の人気はなかったようで。ニュートンってこんなタイプの研究者だったのかな??と思い描くといろいろ興味深いし、面白い。
万有引力を発見して、それをしるした名著“プリンキピア”をまとめた後は、少し精神的に参ったり、大学の仕事で出て行った大都会ロンドンの魅力に惹かれたりしたようだ。今後自分は、プリンキビア以上の研究成果をあげられない、、って思ったのかなあ。ある時すっぱり大学の仕事をやめて、王立造幣局の監事になるニュートン。そこからが後半部分。
でも、この人、やっぱり頭がすご〜くとんでもなくいい人だったんだなあ、、と思う。この仕事の話がきた時は、そもそも事務所に何度か顔を出せば、それなりのお給料がもらえる名誉職?みたいな話だったみたいなのに。時は折しも、戦費がかさんで財政破綻に陥りそうだったイギリス。縁故でポストを得て、部下に仕事をまかせっきり、な〜んにも仕事をしないその時の造幣局長官の無能っぷりに業を煮やしたのか、ニュートンはさまざまな対策を打ち出した。いきなり造幣局の全システムを改革し、硬貨の改鋳にとどまらず事実上の紙幣発行を軌道に乗せ、ついに金本位制への転換も視野に入れていく。役人の生産性アップや、綱紀粛正まで行うし。すごいわ、ニュートン。今まで畑違いの分野にいたのに、この人事務能力も半端じゃなかったのね〜。頭のいい人が本気出したら、どこでもすごい仕事をやってのけられる、、という事だろうか。
そして、その造幣局の監事として、もうひとつ取り組まねばならなかったのが、贋金作りとの対決。なにしろ、ニュートンが着任したばかりの時は、流通してる通貨の10パーセントが贋金っていうようなとんでもない状況で。このままではどうしようもないと、立ち上がらざるを得なかったニュートン。本当は、捜査とかやりたくなかったみたいなのに、やりだしたらすごい厳しさでどんどん検挙摘発していったみたい。で、使えそうな罪人を手下にして、密偵にするとか。まるでロンドンの鬼平やん!
そこで、対決するのは、贋金作りのボス、チャロナー。こいつがもう、稀代の詐欺師。口がうまいし、言い逃れすごいの。議会まで乗り込んでいって、自分に貨幣の改鋳を任せてくれたら、贋金なんて作れないようにすごい貨幣を造っちゃうぞ〜って演説しちゃって、ある程度の人を納得させる力があるんだから。すごい。口八丁なのよね。で、しっぽをつかまれないように、うまく立ち回って、証拠を握らせない。この時代の英国。もう大陪審がいて、ちゃんと裁判をするんだねえ。拷問とか、すでにあり得ない時代になってたみたいで。日本でいうと江戸時代初期なんだけど、すごいな。進んでるわ。まあ、看守が囚人を虐待したり、取調官が容疑者に高圧的取り調べをして脅迫する、、とか、そういう事はあるけど。一応、ちゃんと裁判で陪審が納得できるような証拠をそろえないと有罪にできないってのが、やっぱり進んでるな、英国。って思った。ま、だから口先でなんぼでも言い逃れするチャロナーみたいな悪党が跋扈しちゃうんだけどね。そんな超悪党で詐欺師なチャロナーと、頭脳で対決するニュートンの執念がすごい。いやほんと、面白い。事実は小説よりも奇なりっていうけど、ほんまやね。歴史好きな人、ミステリー好きな方、この本はとっても面白いと思います。ま、ノンフィクションなので、すごいトリックが〜!とか、そういうのはありませんが、結構面白くてはまると思います。おすすめ。しかし、こういう本こそ電子書籍にしてほしいなあ。

テレビあれこれ

  • ドキュメント72時間「夜間救急 果てなき戦い」を見た。72時間密着するドキュメンタリー番組で、なかなか面白い企画が多い。今回は、多くの医療機関が休診する大型連休中の、救急医療専門の現場に密着していた。ここの救急病院には、ほかの医療施設で受け入れを断られた急患が次々と運び込まれる。撮影期間は5月の大型連休。患者たちにとって、頼れる場所はほかにない。スタッフは交代で休憩をとりながら、嵐のような日々を持ちこたえようとする。スタッフの方々、本当に大変そうで。ちょうど去年の私のように、転倒して肩を脱臼した高齢の女性が運ばれてきていた。転倒して怪我した人っていうのは、頭を打っている可能性が高いので、脳外科のあるところでないと、、という恐れを抱かれて、救急の受け入れを嫌がられることが多いらしい。なるほど。それで私も病院を何軒も断られたのかあ、、。なんて妙に納得した。この女性、脱臼を直すときにものすごく痛がっていて本当に辛そうだった。私は整復してもらう時、ラッキーなことに痛くなかったんだよね。あれってすごくついていたんだと思う。それにしても、無駄に転んで救急車のお世話になったりしないように気をつけないと。

  • 旅のチカラ「世界一の美食の街へ〜土井善晴 スペイン・バスク〜」を見た。土井善晴さんが、新しい家庭料理のヒントを求めて「世界一の美食の街」と称賛されるスペイン・バスク地方の小さな街、サンセバスチャンを訪れるのがこの番組。確かに、今スペイン料理って世界的に人気があるよね。世界のベストレストラン50にもスペインのレストランがいっぱいはいってるし。それにしても、バスク地方の料理ってそんなに美味しいんだ。いつか食べてみたいなあ、、。今回、ちょっとビックリしたのは、土井先生ってフランス語話せるんだなあ。スペイン人の料理家と、フランス語で話していた。料理の世界ってやはりフランス語は今でもかなり重要なポジションを得ているのかも、、なんていろいろ思っちゃった。

  • めしばな刑事タチバナは、相変わらずマニアックでお気に入り。この前の“牛丼”の回に紹介されていた、美味しそうな牛丼アレンジを、今度家でも試してみようかな、、なんて思ったりしてる。
  • あまちゃんは朝から笑わせてくれるわ〜。潮風のメモリーズがほんと可愛いし。朝はやっぱりこういう愉快なドラマがむいてるかもね。

こんなもの食べた


水曜日の晩ご飯は、ビビンパ。豆モヤシ、人参、キュウリをナムルにして。簡単で美味しいよね。

木曜日は、ゴーヤチャンプルー

それと、グリルで焼いたトウモロコシ。やっぱりガスコンロのグリルで焼くとこんがり焼けて美味しいなあ。

そして、今日、金曜日は、スポーツクラブの後に、旦那とスポーツクラブ近所の居酒屋へ立ち寄った。運動の後のビールはうまい!って、、運動がパーだよね。笑。

串カツはまあまあだったんだけど、お料理は、う〜ん、、という感じだったなあ。まあ、こういうビルに入っていてこぎれいな居酒屋は、こんなもんかな?という感じのお店だった。やっぱりちょっとぼろっちくても、自分のところでお料理を作ってるような居酒屋さんがいいなあ、、って思う。そういうお店はなかなか大変そうなんだけどね。

お弁当は、この頃はこういう感じで、パスタサラダみたいなのが増えてる。だんだん日持ちが気になる季節になるね。冷房もほとんどつけないので、やはり職場に着いたら冷蔵庫かな。