訃報

ナイアガラ・トライアングル Vol.2

ナイアガラ・トライアングル Vol.2

A LONG VACATION

A LONG VACATION

年末、一時帰宅の父を含め、両親とともにニュースを見ていたら。大滝詠一の死を伝えるニュースが流れて、本当にビックリした。「誰それ?」状態の両親だったけど、私ひとりめちゃめちゃショックを受けて、しばらくiPadで情報を検索しまくったりしていた。大学時代、この二つのアルバム、何回聴いただろう。大好きだった。
大瀧詠一の系譜学 - 内田樹の研究室
内田樹の大滝論を読んで、またあらためて失った人の大きさについてしみじみ思ってしまった。
そして、松本隆のツイートに思わず胸が熱くなっちゃったよ。

今日、ほんものの十二月の旅人になってしまった君を見送ってきました。 ぼくと細野さんと茂の三人で棺を支えて。 持ち方が緩いとか甘いなとか、ニヤッとしながら叱らないでください。
眠るような顔のそばに花を置きながら、 ぼくの言葉と君の旋律は、こうして毛細血管でつながってると思いました。 だから片方が肉体を失えば、残された方は心臓を素手でもぎ取られた気がします。
北へ還る十二月の旅人よ。ぼくらが灰になって消滅しても、残した作品たちは永遠に不死だね。 なぜ謎のように「十二月」という単語が詩の中にでてくるのか、やっとわかったよ。 苦く美しい青春をありがとう。

12月の旅人。この歌のことだよね。思わず「さらばシベリア鉄道」を何度も繰り返し聴いてしまった。

本当に12月に旅立ってしまったよね。すごく寂しい。

そして、つい先日のたかじん。東京に引っ越してきてからは彼の番組を見る機会がぐっと減り、たまの帰省時くらいだった。それと、最近の、なんだか政治寄りの発言がそれほど好きではなかったんだけど、それにしても、昔はあのたかじんの無茶なところ、大好きだったなあ。たかじんnoばぁとか、めちゃ懐かしい。本人がベロベロに酔っ払ってて、お話にならないところも愉快だった。やってる事むちゃくちゃやったし。
最初にたかじんを知ったのは、KBS京都のズバリク。でもこれも結構すぐおろされてたよなあ。そりゃ無茶苦茶な事言ってたし。そのスタイルを貫きつつ、だんだん人気者になっていったたかじんはすごいと思うよ。歌もうまかったなあ。歌うと別人やん、、と思ってた。
そして、海原しおり。しおりさんが亡くなったのも、ちょうど大阪に帰ってた時、新年のニュースで知った。ずっと見てなかったけど、しおりさおりの漫才、なつかしいなあ、、って。なんか時代がまた終わったのかな、なんてしみじみ思ってしまう、訃報だった。