26日朝。前日の夜に白パンを焼いて、それを母にお土産に持っていく事にしていたんだけど、そのうち1個だけ、土曜日の朝ご飯に食べる事にした。
いつものように、コーヒーとジュースを一緒に飲んで、白パンの朝ご飯を食べて、出発した。
東京駅で。仙台銘菓「萩の月」で有名な「菓匠三全」が、東京初となる常設店を出して、連日大人気と聞いていたので。そこで東京駅限定の「萩の調(しらべ) 煌(こう) ホワイト」を買って、ご近所へのお土産とした。噂に聞いたとおり、行列していた。でも、さすがにお店の人の手際が良くてすぐに買うことができた。
ご近所の年配の方々にお配りしたけれど、すごく評判良かった。
東京駅の様子。やっぱり8月よりは人が増えてるなあ。それでも、新幹線の座席の埋まり具合は3割程度かな?
10月になってGOTOキャンペーンに東京が加わるともっと増えるのかも。JRの商売的にはその方が良いのだろうけど、やっぱりまだまだ感染が気になるので、あまり混まないでくれるとありがたい。
到着した新大阪駅も、やはり8月よりは人が多い感じだった。
電車とバスを乗り継いで実家に到着。母が首を長くして待っていた。
帰ってすぐの昼ご飯。ほうれん草のごま和えやきんぴらゴボウ、サラダ、卵焼き。それに私の持ってきた白パン。
母には、一ヶ月ほど前から、何度か、「しばらく入院して家を不在にするのだから冷蔵庫の中身を減らすように、計画を立てて買い物するようにね。買い物はなるべく減らして冷蔵庫の中のものを組み合わせてご飯作るようにするんだよ。」と、言っておいたのに。
冷蔵庫をあけるとパンパンに入ってるんだけど~。ものすごくたくさんの物があふれかえっていて、愕然としちゃった。
「冷蔵庫の中を減らしておいてね、、って言ったのに。」と母に文句を言うと。
「いろいろ大変で、そんなの考える暇なかったんやもん」と母の言い訳。
確かに、ひとりでずっと頑張ってきた母。入院の前に、かかりつけのいろんな医者に行って、薬をもらっておくとか。リハビリ病院も、自分で見学に行ったりしてたし。まあ、大変だったんだろうなあ、、とは思うけど。でも、買い物を減らすくらいはできたんじゃ??この冷蔵庫の中はどうしたら良いの??と、ショックを受けてしまった。冷蔵庫2つもあって両方まだいっぱい入ってる、、。
とりあえず、私が滞在中にできるだけ減らそう、、と頑張ってみた。
昼食後は、母と、入院グッズの確認をして。足りない物は私が自転車で近所のスーパーやドラッグストアへ買いに走った。また、宅配チャリ便となって、母の友人宅に届け物をしたり、いろいろ用事しているとあっという間に夕方に。
夕方。吉野の親戚から宅急便が届いた。柿の葉すしと、新米10キロと、二十世紀梨。母はもう入院する直前なんだけど、新米10キロ?とちょっと思ったけど、たぶん私に持って帰ってもらうとか、お友達に分けるとか。そのあたりを考えて送ってくれたのかな。
とりあえず、柿の葉すしはものすご~くものすご~く嬉しかった!私の大好物。最後の晩餐に何を選ぶか、、っていうと。柿の葉すしはかなりの有力候補っていうくらい大好きな食べ物。
とにかく、残ってる冷蔵庫の野菜をどうにかしなくちゃ、、という事で。柿の葉すし以外はすべて野菜の食卓。ほぼベジタリアン?な感じ。笑
私にとっての柿の葉寿司は、鯖。鯖のお寿司。鮭とか鯛とか、別の魚で作った柿の葉寿司は、私にとっては柿の葉寿司じゃないんだな。ま、それはさておき。親戚が送ってくれる柿の葉寿司は、もちろん鯖だけ。とっても美味しかった。
デザートに梨。二十世紀梨って、子供の頃大好きだったなあ。最近はもっぱら幸水や豊水が多かったんだけど。やっぱり二十世紀梨も美味しいね。
翌朝、日曜日の朝ご飯。冷蔵庫の中身消費作戦は続く。ニラ玉と、味噌汁、それに私が持ってきた白パン。
日曜日は、送られてきた親戚からの新米を、ご近所や母の友人に配って歩いた。庭を片付けたり、いろいろ用事をしていると一日なんてあっという間だった。
昼ご飯は、いただいた柿の葉寿司と、味噌汁、野菜サラダ。
晩ご飯は、冷凍してあった母の手製餃子をちょっと入れた、ほとんど野菜の鍋。残り物の、白菜とネギともやしをたっぷりいれた。
鍋はたっぷりのポン酢で。それと柿の葉寿司。奥は冷凍してあったマグロの山かけ。
旦那は東京でひとりお留守番。
いろいろ用事をしておいてくれた。
旦那の晩ご飯は、志乃だ寿司のお寿司セットと。
鍋焼きうどんだったみたいだ。
月曜日の朝ご飯。私の作っていった白パンと、味噌汁。それにバナナ。
しばらく不在になるので、銀行の通帳を記帳にいったり、外回りの用事をあれこれした。
昼ご飯。前日の鍋の残り、残っていたキムチ。それに、母のお手製で残り物の、お善哉。お善哉は、あずきたっぷり、甘さは控えめ。仏壇に供えてあった、お供えもちをいれていただいた。美味しかった。
午後は、また、買い忘れたものを買いに走ったりした。これで準備万端、整ったかなあ。
しばらく母が家を空けるので、とにかくなるべく冷蔵庫のものを減らそうと頑張った食卓。最後の晩餐も、ベジタリアンな食卓。人参しりしりに、サラダ、味噌汁、納豆、かぼちゃ、小豆がゆ。それに長芋のソテー。長芋のソテーは、ちょうど東京で、深夜食堂を見た時にやっていたので。そのレシピを真似して、初めて作ってみた。長芋が残ってたので、なんとか消費しようと。これが案外美味しかった。
母は火曜日に入院し、木曜日に手術の予定。手術は両膝を人工関節にする手術。身体の中に金属が入るので、馴染むまではかなり腫れたり痛かったりするらしい。身体に馴染むと歩きやすくなるそうだけど、そこまで本人がリハビリ頑張ってくれないとね。
母は、今の予定では3週間入院、その後、リハビリ病院に転院し、そこで1ヶ月ほどしっかりリハビリして退院予定。家に戻れるのは、2ヶ月近く先、かな。
翌日火曜日。朝からバタバタして、最後の準備。とんでもなくいっぱい荷物になった。詰めるのは私が手伝ったけど、これをちゃんと病院で整理できて、荷物のありかがわかるのかな?若干不安だが、、まあなんとかなるだろう。
兄が迎えに来てくれて、母を送り出し、私は最後の後始末。
最後のゴミは、ご近所さんがゴミの日に出してくれるという言葉に甘えて、お預けした。ただ、最後、たくさん残っていた、どうしても食べきれなかった残りものなどは、庭の生ゴミ処理機に入れるなどして処分した。
家を片付けて、今度は、次に義父のところへ行くので、お弁当づくり。
と言っても、余り物でとっても適当なお弁当だけど。なにしろ卵が、まだまるまる一パック余っていたので、卵焼きをたくさん作った。(それでも残る卵は、仕方ないので、ゆで卵にして持ち帰る事にした。)冷凍してあった魚を焼いて、トマトはサラダにし、前日の夜たくさん作っておいたにんじんのしりしりも詰めた。
それと、新米のおにぎりを6個。食べ切れそうもないけど、新米のおにぎりは、義父に晩ご飯にしてもらったらいいかな?と多めに作った。
大荷物を抱えて義父の家に移動。一緒にお弁当を食べて、その後、義父の家の近所の地域包括センターに出かけた。
88歳でひとり暮らしの義父。元気だし頭はしっかりしてるけど、心臓が悪いし、ひとりで暮らしているので、やはり心配。もし要支援1にでも認定してもらえて、週に1回くらい30分でもいいからヘルパーさんの訪問があると、私も心強いんだけどな、、という事で、介護認定の相談に行ってみた。
しかし。義父が、張り切っていっぱいしゃべるし、元気アピールするので、、。介護保険申し込みをしても、たぶん限りなく“非認定”になるんじゃないかな?と、面接したケアマネさんに言われた。まあ、今回は非認定でも仕方ないので、とりあえず介護保険の認定について、申し込んでみることにした。
今は元気でも88歳の義父。いつ調子が悪くなるかわからないし、その時に慌てて一から申請するのも大変だし。とりあえず、ここにこんな独居老人がいる事を、地域担当のケアマネさんに知っておいてもらうのはいいか、、と思った。
ケアマネさんに完全“自立”と思われちゃった義父。確かに8月に会った時よりは元気になっていた。涼しくなったから体調も良いのかも。元気そうで少し安心した。
ケアマネさんとの面接が終わって、その後、新大阪駅から新幹線に乗った。そんなに混んではいないけど、やはり一時期に比べると人が増えているのは確かだ。名古屋駅から、出張帰りのようなサラリーマンが結構乗り込んできてた。
家に帰って、晩ご飯。551の豚まんと。
551のシューマイ。
それに、ゆで卵とサラダ、さつま揚げ。
人参のしりしりと、厚揚げの炙ったの。
とにかく、家に帰ってかなりホッとした。また母が退院して家に戻る頃には手伝いに行かなくちゃ、、だな。大変だけど、頑張ろう。