日々つれづれ


火曜日の文化の日。とても気持ちいい晴天の休日になった。自転車で近所をうろうろした。

天高く馬肥ゆる秋、という感じの美しい晴天。でもだんだん寒くなってきて、遠出するのはしんどくなってきたなあ。どうしても引きこもりになっちゃう季節はもうそこまできてる感じ。

5日は酉の市の一の酉の日だった。

毎年、酉の市の頃から寒くなってきて、三の酉の頃はもうすっかり冬。今年ももう冬がそこまでなんだなあ。我が家は毎年酉の市で熊手を買ってきて、それを家のお守りにしている。これからの1年もまた息災に過ごせますように。

金曜日、旦那は床屋さんで髪を切ってきたんだけど、私、旦那に言われるまでその事実に気づかなかった。旦那はその事でちょっとご立腹だったけど、世の中の奥さんはちゃんと気づくのかなあ。気づくかな。私、観察力不足だから。すいません。

そんなこんなで、日々が過ぎていく。近所のクリスマスツリーはもう点灯式があって、すっかり世の中は年末モードに。気が早すぎて、なんだか焦っちゃうよ。

学園祭とご近所ポタリング〜7日土曜日


我が家のあるマンションの道路一本隔てた向こう側には大学がある。その大学が、6日〜8日は学園祭だった。毎年誰か来てライブが有ったりするんだけど、旦那が土曜日のライブを見に行きたいという。9nineが来るからって。9nine??何それ?状態な私も、さすがに川島海荷は知ってる。川島海荷がそのグループのメンバーとは知らなかった。でも、川島海荷が来るなら見に行こうか、なんてったって近いし。という事で見に行くことに。

家を10分前に出るとすぐ到着。スタンディングだけど、とにかくステージ正面、かなり近くの良いポジションをゲット。こういうスタンディングのライブって背の高い私は結構有利なのだ。周りは若いお兄ちゃんばっかりだけど、どう見ても追っかけヲタクの中年男性もいたりしてなかなか幅広いファンを集めてるようだ。ライブはもちろん撮影禁止なので画像はないけど、この曲なら知ってる人多いかも?

リーガルハイのオープニングテーマだった曲。ライブの一曲目に歌ってくれた。だいたい30分くらいのライブだったけど、ノリノリで楽しめた。それにしても今どきのアイドルは歌もうまいし踊りもうまいね。特にダンスの上手さはすごいなあ、、ってしみじみ感心。今どきの若者は昭和時代の子供と違ってリズム感抜群よね。そしてまあ、みんなとっても可愛らしかった。川島海荷しか顔を知らなかったけど、他の女の子達もみんなとっても可愛いしスタイルも良いし。こんな娘がいたら楽しいだろうなあ、、なんて思いつつ。おばさんが混じってアイドルのライブを楽しませてもらった。学園祭万歳。

9nineの出番が終わったところで、サッと引き揚げて、そのまま自転車でお出かけ。

お天気は今ひとつだったけど、とりあえず土曜日は雨が降らなくて助かった。

東京駅1番街のキャラクターストリートは、用事がなくてもついついのぞいてしまう。気づけば10周年らしいけど、まだ10年だったっけ?という印象。もっと前からあったような気がするけどな。

高島屋で買い物して、出口に出てきたところで、ちょうど“絶好調”な中畑さんを目撃。イベントに来てたみたい。ちょっと前まで現役で監督されていただけあって、やっぱり若々しい感じ。さすが絶好調な人は違うな。
そんな人に出会ったりしつつ、自転車で家に戻って、そこからスポーツクラブへ。絶好調とはいかないまでも、そこそこ好調な身体にしていかないとね。

犬神家の一族&天河伝説殺人事件

犬神家の一族 [DVD]

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すごく久しぶりに、『犬神家の一族』の1976年版の映画を見てみた。昔ものすご〜くはやったなあ、、。とっても懐かしい。ちょうど映画化されるちょっと前に文庫本で原作を読んで、それから映画を見たんだけど、原作本の雰囲気をとてもうまく映像化してるなあ、、って感心したのを覚えてる。まだ中学生の頃だったと思うけど、美しい映像と、ドロドロした人間関係がとても印象に残った。久しぶりに映画を見て、やはりとてもクオリティの高い映画だったなあ、、ってしみじみ。大野雄二の音楽も素晴らしいね。この頃の島田陽子の美しさは芸術品レベルだなあ、、って思うし。坂口良子も可愛かったなあ。
この話の舞台は、昭和20年代前半。まだ戦争が終わって間もない頃の日本。戦争から復員した佐清や静馬が出てくるし、戦争の傷跡がハッキリ感じられる。そういうまだちょっと混沌とした時代の匂いみたいなのが感じられるところも、横溝正史の世界が好きな理由のひとつ。私が子供頃には、まだ傷痍軍人の物乞いなんかがいたりして、ほんの少し戦後を感じられる時代だった。もっと下の世代の人にはこの頃の時代の雰囲気ってきっとわからないだろうなあ。でも、昭和と言っても、昭和の初め頃と、20年代、30年代、昭和の終わり頃、それぞれすごく時代が違うんだけど。それを“昭和時代”として一緒くたにされるのにはちょっと抵抗感を感じるな。
天河伝説殺人事件 [DVD]

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その後、同じ市川崑監督の『天河伝説殺人事件』を見た。私の母の祖母の実家が吉野で、母の一家が終戦を北京で迎えたあと、日本に引き揚げてきてしばらく身を寄せたのが祖母の実家の吉野だった事もあり。母が吉野の親戚と縁が深かったこともあって、私は子供の頃夏休みにはよく吉野に遊びに行かせてもらった。それだけに、この天河伝説殺人事件の舞台の、吉野周辺や天川村はとても馴染みが深い場所。懐かしい風景だという事もあり、浅見光彦シリーズではやっぱりこの天河伝説殺人事件が一番好き。それもこの映画版がやはり一番クオリティが高いと思う。まだまだ榎木孝明も若いね〜。映画の公開は1991年かあ。今から24年前なのね。懐かしいな。

そんな古い映画を何で楽しんでいるかというと、こんなのを旦那がテレビにつけてくれたので、それでいろいろ気軽に古い映画とかドラマとか楽しめるようになった。金田一耕助シリーズのドラマとか。孤独のグルメを第1シリーズから振り返ったりとか。いろいろ気軽に楽しめてなかなかGOOD。私には原理はわかってないけど、とにかく便利で助かるな。

105歳の料理人ローズの愛と笑いと復讐

105歳の料理人ローズの愛と笑いと復讐

105歳の料理人ローズの愛と笑いと復讐

ここのところ、ドイツ系の小説を手に取る事が多かったんだけど、久しぶりにフランスの小説を読んでみた。『105歳の料理人ローズの愛と笑いと復讐』。タイトル長っ!105歳の料理人ってどんだけ丈夫やねん!、とか思いつつも読み始めたらその冒険譚にどんどん引き込まれた。次から次へと押し寄せる歴史の荒波を美貌と料理の力、そして、復讐の力で乗り切った女性の一代記。この話、とても朝ドラには出来そうもないけど、すごい面白い。あらすじはこんな感じ。

主人公で語り手のローズはマルセイユで人気のレストラン“ラ・プティット・プロヴァンス”のオーナーシェフ。105歳のいまも現役で厨房に立つ色気たっぷりのスーパーおばあちゃんだ。オスマン帝国支配下黒海沿岸、両親の営む農場で、料理上手のおばあさんに見守られて過ごした幸せな幼年時代は、1915年に開始されたトルコによるアルメニア人大虐殺で終わりを告げ、家族全員を殺害されたローズ流転の生涯が始まる。道連れは逃亡の途中で出会った山椒魚のテオただひとり。“テオ”はギリシャ語で“神”を意味する。美貌と料理の才に恵まれたローズは、性欲と食欲という人間の二大欲望を武器に、束の間の幸福と歴史の大悲劇のあいだを振り子のように揺れながら、「一瞬一瞬をそれが最後の瞬間であるかのように」生=性を謳歌して、長い生涯を軽々と生きていくのである。

ナチスによるユダヤ人の虐殺はよく知られているけど、アルメニア人も相当ひどい目に遭ってるんだね。東洋の端っこにいる日本人からしたら、アルメニア人がどんな感じの人かもなかなか思い浮かばないんだけど。ヨーロッパや中東を舞台にした小説にはよくアルメニア人が出てくるよね。以前ものすごくはまって読んでいたシリーズ本『愛の裏側は闇』でも、大虐殺から逃れてシリアに流れてきたアルメニア人の床屋さんがいたなあ、、とか思い出した。『失われた夜の夜』というマルセイユを舞台にした小説にも、アルメニア人の移民が出てきてたっけ。マルセイユあたりに逃げてきたアルメニア人も結構いたのかも。そういう歴史の常識みたいなのをもっとよく知っていたらこの小説がもっと楽しめるのかな。でも、あんまり歴史を知らない私が読んでもすごく楽しめた。実在の人物をどんどん登場させてるところがすごい小説だなあ、、って思う。サルトルボーヴォワールについても言いたい放題だし。
ローズは、最初トルコ、そこからフランスへ渡りマルセイユ→オート・プロヴァンス→パリ→ベルリン→パリ→ニューヨーク→シカゴ→北京→マルセイユ、、と渡り歩いていく。彼女の精神力と生命力の強さは本当すごいな。その人生はまさに冒険そのもので。本当にこんな人がいたかもしれない、、なんて思ってしまうくらい、この小説の世界には引き込まれた。とても面白かった。
旦那には、高校のとき、サイドリーダーでSaroyan読んだでしょ、忘れたのと言われたが。すみません、すっかり忘れてました。

こんなもの食べた


月曜日の晩ご飯。ラーメンとシューマイ。寒くなってくるとラーメンとか暖かくなるメニューがいいな。

火曜日。祝日の朝ご飯は、美味しいベーグル。OZOベーグルはもちもちして美味しいな。

火曜の晩ご飯は、レバーケーゼに目玉焼き。

それに、王将の餃子。生餃子を買ってきて焼いた。家でこんなに美味しい餃子が食べられるのも王将のおかげ。

水曜の晩ご飯は、ビビンパ。ほうれん草と人参でナムルを作ってのっけた。ビビンパは美味しいな。

木曜の晩ご飯はグーラッシュ。パプリカをたっぷり入れると、身体も暖まって美味しいな。

金曜日は鍋。鶏の水炊き。鶏団子と鶏のモモ肉と砂肝で。鍋は美味しいなあ。

土曜日の朝ご飯は、大好きなパン屋さんのパン。私はやっぱりハード系のパンが好きだな。ここのパンは本当美味しい。

土曜日の晩ご飯は、トロハマチのお刺身。これがとっても脂がのってて、トロッとしてて美味しかった。

それに煮穴子穴子ってうまいな〜。

そしてサメの煮こごり。これも美味しい。大好物。

それとトマトとモツァレラのサラダ。モツァレラって美味しいよね。

日曜の晩ご飯は、混ぜご飯。

それに鱈ちり。あっさりして美味しい。


そして、飲み物はどうしてもワインになるよね〜。冬はワインばっかり飲みたくなってしまう。

こんなもの食べた〜ランチ&おやつ編


ランチ編。だんだんランチもちょっと温かいものが欲しい季節。月曜は、パスタケースでレンジでチンした乾麺の細うどんを、明太子パスタソースであえてみた。細麺いっぱいあるんで。なかなかいける。それと、家から持っていった、リンゴとヨーグルトのデザート付き。

水曜日。ちょっと気になっていた屋台カー、カフェ野いえでベジタリアンのご飯を買ってみる。ここの屋台カーは、ベジタリアン飯が売りで、だからよく外国人とか女性が買ってる事が多い。この日も、ドイツ人3人組が並んで買っていた。

ベジタコライスを買ってみた。挽肉の代わりにベジミート、なんだか豆とかで作った擬似肉が入ってるんだけど、これが結構美味しい。なかなかいける。お友達で、この屋台が来る日はチェックしていて絶対買うんだ、って言ってた人がいたんだけど、なるほど納得。

金曜日はパンとグーラッシュの残り。温めたお昼ごはんが美味しい季節だ。

ランチタイムのおやつ。お友達のお土産。京都土産のチョコレートはほうじ茶味。ほうじ茶のとても良い味がした。それと、もうひとりのお友達にいただいたのは、ドイツのマルチパン。やっぱりマルチパンは美味しい〜。

そして、これもいただいたトブラローネのビター。トブラローネって黄色のスイートなものはよく見かけるけど、この黒のビターはあんまり食べた事なかった。ビターのがとっても美味しかった。やっぱりチョコレートはビターなのが好きだな。