ひこうき雲とマスターテープ

http://www.nhk.or.jp/fm-blog/050/33586.html

ひこうき雲

ひこうき雲

NHKで、マスターテープという番組をやっていたのを見た。荒井由実のデビューアルバム『ひこうき雲』の、レコーディング当時のマスターテープを聴きながら、そのレコーディングに参加した松任谷正隆細野晴臣たちミュージシャンや、プロデューサー、レコーディングスタッフに、当時の様子をいろいろと語ってもらうというような内容の番組。
ひこうき雲は、1年以上もの時間をかけて、じっくりと制作されていたんだなあ。しかも、当時最高のスタッフによって。
初めて『ひこうき雲』を聴いた時の感動は今も忘れられないけど、、発売は1973年って!今から37年も前なのね〜。ひえ〜。ユーミンって今いつくなんだっけ??そのレコーディングの途中から、もう松任谷正隆氏とつきあってたのね。ユーミンが話した正隆氏とのエピソードにちょっと胸がキュンとなった。ユーミンが、なかなかボーカルのOKが出なくて、もうイヤだ、できないと思いながらレコーディングスタジオにやってきた朝。ピアノの上に、牛乳瓶に挿したダリヤが一輪飾られていた。それは正隆氏の飾ってくれたダリヤだった。2日前、二人で井の頭公園で歩いていた時に、好きな花はダリヤ、、とユーミンが話していた。それを覚えてて、飾ってくれたダリヤ。それを見てユーミンは頑張れたんだ、、とか。
二人の様子を見ていて、「あ、やっぱりこの二人って仲良しなのね。」なんてちょっと思っちゃったりして。それにしても、やっぱり、今聴いてもこのアルバムは最高だなあ。どの曲も素晴らしい。