- 作者: 森見登美彦
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2006/11/29
- メディア: 単行本
- 購入: 40人 クリック: 2,165回
- この商品を含むブログ (981件) を見る
舞台化されるとどんな感じかな、、とやや不安もあったんだけど、なかなか良い感じに舞台化されていて、とっても面白かった。ちょっとストーカーっぽい主人公を演じる役者さんは、渡部豪太。そういえば、この人映画版鴨川ホルモーにも出てたなあ。主人公役のイメージからすると、ちょっと男前すぎるけど、ま、いいか。で、乙女の役の女の子は田中美保。モデル出身の役者さんみたいで、はきはきした明るい雰囲気が、小説のイメージにすごく近いからなかなかいいキャスティングと思った。もうちょっと滑舌が良いとセリフが聞きやすいんだけど、、ま、しょうがないか。李白翁演じるベンガルと、藤堂さん演じる綾田俊樹がすっごくうまくて、舞台全体がすごく締まっていた。
それにしても、あのファンタジーっぽい作品をうまく舞台にまとめたなあ。最近生の舞台ってほとんど見る機会がないけれど、こういうのをライブで見たら、きっと感動できるだろうなあ、、としみじみ。あ〜。舞台見に行きたい。