17日木曜日朝。
前日16日の新幹線のダイヤ乱れは見ていたけど、正直言ってその翌日17日はもう平常に戻っているとたかをくくっていた。
お盆休みに京都に遊びに行っていたお友達と、16日の夜にLINEで少し話したんだけど、その時点で、お友達と「明日はきっと大丈夫だよね。」なんて話していた。
しかし！甘かった。
朝起きてJR東海のページを確認すると、どうやらすでに運休が決まっているのぞみがあるみたい。ひえ～！そんなの聞いてないよ。幸い私の乗る予定ののぞみは運休になってないけど、、大丈夫かな、、。不安な気持ちを抱えつつ家を出た。
6時台の新幹線に乗る予定で、家を5時過ぎに出た。もうお盆のピーク時期は過ぎてるし、早朝の東京駅は、いつもだいたい静かなんだけど、、。さすがに東海道新幹線乗り場あたりは人がいっぱいいる！早朝からすでに切符売り場に人がたくさん並んでる。
うわ、、いつもと全然様子が違うわ、、。
まあでも、自分はJR東海のエクスプレス予約でチケット購入済みなので、大丈夫、、とホームに上がってみた。やはりホームも様子がいつもと違う。
そして、自分が乗る新幹線がホームに入ってきてるのに、なかなか乗れない。アナウンスがあって、「乗務員の手当ができていないので、まだご乗車いただけません。少しお待ちください。」とアナウンスがあった。乗務員の手当ができてないって、、どういう事？？？と思った。あとで知ったけど、前日の新幹線の運行が、結局この日の早朝6時過ぎまでかかってたわけね。そこまで大変だったんだ、、、。
そんな訳でしばらく乗車できなかったけれど、なんとか乗車する事ができた。発車は10分ほどの遅れ。ありがたや、JR東海様。このまま順調に運転してね、、と思っていた。
その頃、京都にいるお友達は、「始発から2本目ののぞみを予約してるんだけど、発車時刻はとっくに過ぎてるのに全然新幹線こないよ～。」ってLINEがはいってた。え？マジで？？
「始発から全然来ないよ～。」と彼女。どうやら新大阪駅から上りの新幹線も全然発車できない状態だったみたい。結局1時間以上遅れて京都駅に新幹線が到着したみたいだけど、朝一番からこんなに遅れるとは、、。
下りの新幹線は10分ほどの遅れで発車してくれたし、良かった、、と思っていたんだけど。なんと、豊橋駅で止まってしまった。
「信号が赤信号になったため、停車します。状況がわかり次第お知らせします。」とのアナウンスがあったけど、結局乗務員さんにも状況はわからないみたい。
あとで知ったことだけど、新大阪あたりで新幹線がいっぱいつまっちゃって、ホームにも入れないような状況だったので、新幹線を止めて一旦整理しないといけない？？ような状況だったみたい。
ここで何時間も遅れたらどうしてくれるのよ、、、とじりじりしていた。
でも、どうにか1時間程度のストップでまた走り出してくれたので、ホッとした。
新大阪駅手前ではまだまだ新幹線が詰まってる？ような状況みたいだったので、もう京都駅で降りて在来線で帰ることにした。
京都駅はまだまだ大混乱？みたいな感じで人もいっぱい。外国人観光客もたくさん。おろおろしている人がいっぱいいるみたいだった。
そこで、JR在来線に乗り換えると、なんだか普通ののんびりした空気になりホッとした。実家方向に向かうバスの出る駅で降りて、ベンチでバスを待っていたら、、そこでまたちょっと面白い出来事が。
バス停でベンチに座ってちょっとホッと一息ついていると、隣に座っていたおばあちゃんに話しかけられた。さすが大阪やな、、と思ったけど。まあとにかくそのおばあちゃんがしゃべるしゃべる。
81歳でひとり暮らし、息子は50代なんだけど独身。でも本人が幸せならまあ良いかと思ってる、、とか。ひとり暮らしなんだけど、去年、自分が家に帰って玄関で転んてしまって。痛くてしばらくは起き上がれず、痛くて痛くてなんとかひとりでしばらく我慢していたけど、どうしても我慢できず。なんとかどうにか、死ぬ思いでよろよろ這うようにベッドにいったけど、あまりの痛さに救急車を呼んだら、やっぱり股関節を骨折していたそう。そして、その後市民病院に入院して手術し、その後K和会の病院に転院してリハビリしたけど、そこで院内感染でコロナにかかってひどい目に遭ったわ～。と話していた。入院代や手術代はともかくとして、自分は個室じゃないとダメだから、個室代が高くって、結局80万くらい医療費がかかった、、、等々。いろいろおしゃべりをしてくれた。
バスが来てとりあえず話は終わったんだけど、バスを降りる前に、なぜか「これ美味しいからいつも買うねん。」と言って、キュウリの浅漬けをいただいてしまった。飴ちゃんではなくキュウリの浅漬け。ちょっとビックリした。さすが大阪、、。
ただ、上記の話を後で旦那にしたら、知らない人に漬物をもらうなんて、それを食べるなんて信じられない、今時何が入ってるかわからないのに。と、注意されてしまった。まあ、そうかも、、。いくら大阪でも、知らない人にもらったものをほいほい食べるのはどうかと思うよね、、確かに。
それと、そのおばちゃんも、ひとり暮らしだとか、80万円個室代を払ったとか、そんな個人情報をぺらぺらしゃべらない方が良いよね。泥棒に狙われないとも限らないんだものねえ、、。
と後で気づく私はちょっとのんびりし過ぎなのかな。
ま、それはともかく、なんとか実家にたどり着き。
すいかを食べてほっと一息。それから、例によって、母のお使いで、あちこち銀行のATMに行ったり、買い物に出かけたりした。
晩ご飯は、鶏と茄子で何か作って～と言われたので、ピーマンも足して、鶏と茄子、ピーマンの甘酢炒めを作った。それに母の作り置きの鶏レバー生姜煮。そして、ご飯に佃煮。全般的に色が茶色い晩ご飯。笑。
バス停のおばあちゃんにもらったキュウリの浅漬けも食べてみた。美味しかった。
帰省2日め、18日金曜日の朝ご飯。朝からジャガイモにんじんかぼちゃ玉ねぎがたっぷり入ったスープを作った。それに前日の鶏の甘酢炒めの残り。それにご飯。キュウリの浅漬け。それにヤクルト。
金曜日は、母の親友Kさんと娘さんをお招きしてランチ会を催した。Kさんは、実家の庭の花を見てくださったり、母と大の仲良しなんだけれど、今年の春に体調を崩し、3ヶ月も入院していた。先月なんとか無事に退院されたんだけど、なかなか会うのも難しく。自転車かバスで行き来できる距離なので、なかなか会うのも難しい感じになってしまった。今は一日おきにKさんの娘さんがKさんのお世話に来られているので、娘さんに車で連れてきていただいて、ランチ会しようって事にしていた。娘さんの話もよく聞いていたんだけど、同年代だし私も会いたいなあ、、と思っていたので。私も楽しみにしていた。
朝ご飯の時にスープをたっぷり作っておいて、あとは、サンドイッチとマカロニサラダを作っておいた。
平凡な卵サンドとハムサンドだけど、とても喜んでいただけた。
Kさんは、3ヶ月入院していたので、いろいろ自分ではできない事が増えてしまって、シャワーの使い方がわからなくなったり、ウォッシュレットの使い方がわからなくなってしまったり、、みたいだけど。でも今回、遊びに来てくれて、母といっぱい昔話して、いっぱい笑って、とても楽しそうだった。母も楽しんでくれた。二人とも元気が出たみたいで良かった。
たいしたおもてなしもできなかったけど、気軽にこうやってランチパーティしておしゃべりするのが、高齢者ふたりにはとても良かったんじゃないかな、、と思う。私も、娘さんといろいろおしゃべりできて楽しかった。
デザートは梨とコーヒー。コーヒー好きのKさんがとても喜んでくださった。以前は気楽にふたりで行き来していたのに、今はこうやって娘さんに連れてきてもらわないと無理なのがちょっと悲しいと言えば悲しいけど。それでも3時間たっぷりおしゃべりできて良かった。
晩ご飯は、そんなお昼ご飯の残りもの等々。サンドイッチの残りにサラダの残り。あとは、茄子とトマトの炒め物、空心菜炒めと卵サラダ。それにキュウリの浅漬け。
帰省3日め。19日土曜日。朝ご飯は、サンドイッチで切り落としたパンの耳を、フレンチトースト風に。卵液につけてフライパンで焼いてシナモンを振ったもの。それに前日のスープの残りとコーヒー。
朝からめいっぱい洗濯物を干して、それから母を連れて内科のかかりつけ医のところへ連れて行った。
かかりつけ医では、ちょうど前回健康診断をしていただいていたので、貧血や腎機能の様子をうかがった。まあまあ、健康状態はそう悪くないみたいで良かった。母は整形外科的には、脊椎狭窄などいろいろ問題があるんだけど、内科的にはわりと大丈夫みたい。ホッとした。
それから、バスで駅方面に移動。いつも母が大好きなくら寿司へ。
そもそもくら寿司は、どれもネタが小さくて食べやすいんだけど、それでもこの頃ちょっと嚥下に問題のある母のために、食用ばさみを持って行って、半分に切ってあげる事にした。「そんな事しなくても食べれる！」と母はご機嫌ななめになっちゃったけど、でもまあ、だんだん嚥下が厳しくなってくるから。なんでも小さく切って食べてもらわないとね。
くら寿司は相変わらずリーズナブル。二人分で、1265円。安い！笑
大満足の母を連れて帰った。
そして、デザートにスイカと。
いただきもののわらび餅を食べた。
その後は、2階の部屋に掃除機をかけたり、庭の草むしりをしたり。一日があっという間だった。
晩ご飯。Kさんが、ホームパーティのお礼にとお土産に持ってきてくださった超美味しい高級牛肉。えのきや玉ねぎと一緒に焼いてサラダ仕立てにした。めちゃめちゃ美味しい～。ついついおなかいっぱい食べちゃった。笑。
帰省前半は、なんだかあっという間にいろいろ過ぎて行った。
