夏休みの帰省日記Part2~20日(日)から21日(月)

20日日曜日。帰省4日め。実家の近所(バス停一個先)に、朝市の立つ日だ。水曜日と日曜日、朝6時に開店するんだけど、それが朝から結構な人出。特に6時開店すぐくらいが一番混んでいる。

日曜日の朝、母にお使いを頼まれてここにやってきたのが、もう7時近かったので、ちょっと売り切れてるものもあったけど、まあまあ買い物できた。

母は、ここが大好きなんだけど、売ってるものの単位が多いんだよね。キュウリ一本とかトマト一個とか、そういう単位ではあんまり売ってなくて、一袋で売ってる。普通の家庭なら普通に使う量だけど、ひとり暮らしの高齢者には多いと思うんだよね。それに、バス停一個分、バスに乗って来るとはいえ、やっぱり大変だと思うから。いいかげん、もう生協での購入と、兄が来た時(兄は2週間に1回行ってくれている)に買い物に行くくらいにすればいいのになあ、、、と思う。私が言っても絶対聞かないんだけどね。買い物に来ること自体が楽しいんだろうけど、でも、そろそろ危ないよなあ、、と思う。転んだりしたら大変だから、なるべく無理しないでほしい。

家に帰って朝ご飯。野菜たっぷりのスープを作って、トーストとトマトとコーヒー。トーストには、前に帰省した時に、母と一緒に作った柚子ジャムをのせて。

ジャムはまあ、ちゃんと瓶を熱湯消毒して、きっちり詰めて作ってるから、長持ちしてるみたいだけど。冷蔵庫の中をチェックすると、結構いろいろいたんでるものがあって、処分した。せっかく作った甘酒とか塩麹がいたんでいたのはショックだった。母は、甘酒も、冷蔵庫にいれていたら半永久的に保存できると思ってるふしがある。さすがにそれは無理でしょ、、。あと塩麹は、なぜこんな事になったのか不思議だ。しばらく半年以上冷蔵庫に保管していると、だんだん味噌っぽい匂いになってくるんだけど、それでもそこまで変な匂いにならない。実家の冷蔵庫の奥の方に隠れていた塩麹は何本かあって、そのうち一本はまあ大丈夫だったんだけど、残りはなんだかだいぶんヤバい臭いがしていた。もしかして、最初に作る段階で変なことしたんじゃないかな??と思いつつも、変な臭いがしてる塩麹は処分した。もったいないけど。

「あんたに教えてもらったとおり作ったのに。」と母は言うけど、これはどこかの手順で何かおかしい事をしたんじゃないかな??

母は、ずっと長いこと、公民館で味噌作りの先生をしていて、公民館の講師をやめた後も、その頃からの生徒さんやお友達と一緒に大豆や麹の共同購入をしている。1月にいつも、まとめて大豆と麹が届くように注文し、それが届くとお友達が来てくれて、人数分の大豆や麹を計って分割し、材料をみんなでわける、、っていうような事をしている。そろそろやめれば、、って言ってて、だいぶん縮小したんだけど、それでもまだ数人分は今年の1月も共同購入していた。

そんな訳で、毎年味噌作りをしているんだけど、残った麹で、甘酒を作ったりしている。それでも余る分は塩麹を作ってるんだけど。どうやら塩麹はあんまり使わないみたい。私は、塩麹は大好きで、自分でも作るし、購入もしていて、ずっと冷蔵庫に切らした事はないくらい好きな調味料なんだけどね。母はイマイチなのかな。

日曜日は、義父のマンションへ。といっても、義父は現在入院中。とりあえず、義父宅に旦那&私&義弟夫婦で集合して、一緒にお昼ご飯を食べて今後のことを話したり、まだ少し冷蔵庫に残ってる生ものや、賞味期限切れの食品等を処分する事にしていた。

旦那は午前中に東京から新大阪へ移動。そして、4人分のお弁当を買って、一足先に義父宅に到着していた。

とりあえず、テーブル周りを片付けて軽く掃除して、義弟夫婦と4人でお昼を食べた。

そして、いろんな話をした。

義父は、もともとものすごく几帳面できっちりした人で、片付けも掃除も完璧な人だった。でも、お正月に義弟一家が来た時に、なんだか散らかってるなあ、、って、義妹は思ったそうだ。

そうそう、私が最後に義父宅に来たのは3月。その時は、冷蔵庫の中をチェックしたり、調味料の残りを確認したりして、それから一緒にお弁当を食べて帰ったんだけど、、確かにいつもより散らかっていたなあ。

私って、もともと自分が片付けられない人間なので、そこまで気にならなかったけど。確かに、あのキッチリした義父にしては乱雑だったような、、。もうだいぶんその時点でいろいろ無理になっていたんだなあ、、今思えば。

少し前から週1回はヘルパーさんに来てもらって、調理等してもらってはいたけど、あまり家に様子を見に来ていなかったなあ、、。いろいろダメになってきていたのかも。それにもうちょっと早めに気づいてあげれば良かったのかな。

とはいえ、義父はひとりで気楽に過ごせる環境を気に入っていたし、早めに気づいて何をしてあげられたかというと、特にできる事はなかったかもしれない。

などと、今さらな事をぐるぐる考えてしまった。考えてもどうしようもないんだけどね。

お昼ご飯の後、ちょこちょこ確認する事を確認したり、ゴミ捨てするものをまとめたり、翌日義父のところへ持って行かなくちゃならない紙おむつやパッドなどを購入したり、そうやって過ごした。

旦那は義父マンションに泊まるので、私はひとりで実家へ戻った。

実家では、母が下ごしらえしておいてくれたゴーヤチャンプルーを作り、生協の冷凍の鯖味噌煮を食べた。生協の冷凍ものって、結構便利で美味しい。母も、ちょこちょこは活用しているみたい。

週に2回くらいは、デイサービスの施設の晩ご飯のお弁当宅配をお願いする??って、何度か検討したんだけど。そして、母はそろそろ料理が負担にはなってきているみたいだけど。それでもやっぱり今のところは自分でご飯を作って食べたいみたいだ。

まあ料理を作るのは頭の体操には良いと思う。ついつい多めに作っちゃって、余らせて捨てたりする事も結構あるみたいで。SDGS的には本当によろしくないと思うんだけど、そこはしばらく目をつぶってもらって。もうしばらく、できる間は母に頑張ってもらおうか、、。いつまでできるかわからないけど。

21日月曜日。実家の最終日。朝ご飯はトーストとサラダとスープ。

そして、山盛りの洗濯をして干した。それから、ケアマネさんが訪問してくださってちょこちょこ母の様子などをお話したり今後のケアプランなどについて相談した。その後、実家を離れて、大阪駅で旦那と待ち合わせ。

お昼ご飯は、義父と3人でよく行った、串焼きのお店雲仙へ。私は、前回帰ってきた時に、義弟夫婦と3人で行ったけど、旦那は本当に数年ぶりの雲仙。

私はこの前食べたし、、って事で、一番お手頃価格のランチセット。旦那はおまかせコースにしていた。

おまかせコースは、次々と出来た串を出してくれる。

いろんな種類の串が本当に美味しいんだよね~。同じようなお店がありそうでなかなか無いと思う。ここは本当に美味しいお店だ。

その後、旦那と一緒に義父のお見舞いに行った。

義父は、私たちが来ると思ってなかったみたいで、驚いていたけど、とても喜んでくれていた。顔色も良いようで、少し安心した。

義父のお見舞いを終えてからちょこっとデパ地下で買い物したりした。

大阪ダンジョン。私はやっぱり行く方向に迷っちゃうけど、数年ぶりに戻ってきた旦那は、意外とすいすい歩けてすごいなあ、、ってちょっと思った。

私は、あまり知らないビルがどんどん増えてて、すっかり迷子になりそうだった。

新幹線に乗る前に、お疲れ様って事で昼ビールを飲んだ。

ここのお店、注文はQRコードを読み込んで自分のスマホでオーダーする形式。この前お友達が、東京駅の南国酒家がQRコードを読み込んで注文するんだよ、、なんて話してたんだけど、ここのお店も同じだった。スマホ持ってる前提だよね。まあ今はなんでもQRコードを読み込んで、、って世の中になってるけど、お年寄りとか注文できない人もいるんじゃない??とちょっと思っちゃった。まあここのお店は、世界のビールのお店だから、お年寄りはそんなに来ない前提なのかな。

世の中の進歩についていけそうもないや、、とちょっと思うこの頃だ。

いろいろ新しくなった大阪駅を通って、新大阪へ。

夕方の新幹線に乗って、夜には東京に戻った。帰りの新幹線はやっぱり混んでいたけれど、でも定刻通りに着いてくれて、いつもの新幹線だった。

東京駅からバスで帰宅。いつも大阪から東京に戻ってくると「東京はやっぱり涼しいなあ、、」と思うのだけど。今年に限っては、「大阪も暑かったけど、東京も暑いな。」と思った。こんなに長い期間東京が暑いなんて、なかなか珍しいんじゃないかな。いつもはお盆過ぎには涼しくなるんだけど。

晩ご飯はとっても手抜きな簡単な晩ご飯。551の豚まんと、別寅の天ぷら(さつま揚げ)と、簡単サラダ。

551の豚まんは、日持ちを考えてここのところずっと、チルドを購入していたんだけど、今はチルドを売ってるお店がめちゃめちゃ大混雑なので。久しぶりに温かい日持ちのしない豚まんを買って帰ってきた。それをふかして食べたんだけど、やっぱりこっちの方が美味しい!としみじみ思った。最近イマイチかも?と思っていたのは、チルドのせいだったかも。やっぱり、日持ちを考えなければ普通の温かい豚まんを買ってきた方が美味しい。大阪に住んでたら、これを普通に買って帰って食べられるんだよね。ちょっと羨ましい。

夏休みという事で、今回はいつもより長め、4泊5日の帰省となった。ちょっとくたびれた。この次はどのタイミングで帰省しなくちゃいけないかな。また様子を見つつ帰らなくては、だなあ。