夕食


ここの旅館は、お料理が美味しい、と聞いていたので、楽しみにしていた晩ご飯。
確かに、普通の温泉旅館の料理とは一線を画した感じの、とてもおいしい懐石料理だった。
前菜は、お正月らしく、くわいや海老、黒豆なんかがあしらわれていた。

煮物椀は、花びら餅風に仕立てた甘鯛。

お造りも美味しい。

焚合わせは、関西らしい薄味で、素材の味が生きた上品なお味。

鍋はくえ鍋。くえって本当に身がぷりぷりしていて、すごく美味しい。

赤だしに、小豆ご飯。このご飯がすごく美味しくて、しっかりおかわりしてしまった。
どれもこれも、関西らしい上品な薄味で、とても美味しい。繊細だし、盛りつけも美しい。
そして、夕食の間に、すごく感激する出来事が、、。
お正月、という事で、各部屋を、若女将と、二人の芸妓さんが回ってお屠蘇をついでくれたのだ。
若女将もとても美人だったし、芸妓さんもすごい美人でびっくり。今は、温泉芸者さんって、もうお年を召した人しかいないのかな、、と思っていたら、まさにきれいどころの名にふさわしい美しい女性。
その美人三人が来て、お正月のご挨拶と、お屠蘇をついでくれたのが、もう感動。
ここ数年、お正月に義父と三人でいくつか温泉宿に行ったけれど、こんな粋な計らいがあったのはここの宿だけ。さすがは有馬だなあ、、とかなり感動。
本当は、その美しい芸妓さんの写真を撮りたかったけど、さすがにただで写真を撮らせていただくわけにもいかず、残念ながら写真のアップはなし。皆さん、どんな姿が想像で楽しんでくださいね〜。