ウェイトレス〜おいしい人生のつくりかた〜

TSUTAYAで借りてきたDVD、『ウェイトレス〜おいしい人生のつくりかた〜』を見た。
最初から、パイ作りのシーン。そのパイが、めちゃめちゃ甘そうで、カロリー高そうで、でも美味しそうなんだよねえ。主人公は、いろんなパイを出す田舎町のレストランのウェイトレス。パイ作りの天才で、悩んだときや迷った時、心乱れた時など、いろんな時に、オリジナルのパイのレシピを考えて、心を落ち着けている。
なんだか、そのあたりがなんとなくわかる。私も、いろいろ腹が立ったり悲しかったりする時に、料理のことを考えたり、料理を作ったりすると、なんとなく自分をリセットできるところがあるから。そっちに考えが集中して、イヤなことは頭から追い出せる、、という部分もあるかな、、と。
映画は、ラスト、ちょっと甘い?かもと思ったけれど、いや、映画だからこそこういう甘いラストであってほしいなあ、、と思う。そうじゃなくちゃ、幸せな気分になれないもん。そういう意味でも、私はこの映画、なかなか好きだった。この映画の監督は、主人公の同僚ウェイトレス役で出演していた女優さんと知ってびっくり。しかも、その監督さんが、この映画完成後の2006年11月に亡くなっていたと知ってもっとびっくり。
せっかく映画は幸せなラストだったのになあ、、。
映画を見終わってから、ちょっとネットで映画の事を検索していたら、なんと大阪のココリコ(パイやタルトの美味しい専門店)で、この映画に出てくるパイを食べさせるというコラボ企画をやっていたんだ。ああ、、食べたかったなあ。そして、ココリコって、すご〜くなつかしい。私が大阪にいた頃からあったから、たぶん20年くらいは頑張ってるんじゃないかな?あそこのお店のパイは本当に美味しかった。またいつか大阪に行ったら、梅田の三番街のココリコに行きたいな。