映画あれこれ

連休もあるので、TSUTAYAでDVDを借りてきたり、CSで録画しておいた映画を見たので、ちょっとその感想など。

TSUTAYAで借りてきた相棒劇場版のDVDを見た。なかなか完成度の高い映画に作り上げたなあと思った。モールス信号で連絡とか、盗聴を自首してきたから録音データは証拠能力がなくなる、、とか。いろいろ面白かった。テレビドラマシリーズももう長くて、毎回ちゃんとしっかり作ってきてるから、それぞれの細かいキャラも作り込まれてて、そのぶんストーリーもしっかり骨太になってる感じ。
ただなあ、善とも悪とも、どちらともいえない存在、官房長があのドラマの要だったから、あの人がいなくなっちゃってどうなるんだろう。やっぱり官房長のいない相棒はかなり寂しい。
ソウル・キッチン [DVD]

ソウル・キッチン [DVD]

ドイツ映画の『ソウルキッチン』もTSUTAYAで借りてきた。これ、なかなか面白かった。ストーリーはこんな感じ。

愛より強く」「そして、私たちは愛に帰る」で世界的に高く評価された、ドイツのファティ・アキン監督による群像コメディ。ハンブルクで暮らす青年ジノスは、経営するレストランがうまくいかなかったり、愛する恋人が上海に行ってしまったりと、不運続きの日々を過ごしていた。そんなある日、新しく雇ったシェフの料理が評判を呼び、店は大繁盛となる。そこでジノは、店を兄に任せて上海へ向かおうとするが……。2009年ベネチア国際映画祭で審査員特別賞を受賞した。

ちょっと下ネタがきつかったり、グロいところも多少あるんだけど、結構良い奴な主人公が魅力的だし、仮出所中でどうしようもない兄ちゃんもなんか憎めないキャラ。それと、大酒飲みのウェイトレスや、客ともめちゃう孤高のシェフもなかなか面白い。みんなキャラが立ってて、そのからみがすごく楽しい。
最初の頃、店主の主人公が作る雑でジャンクな料理が結構笑える。ずべて冷凍食品。冷凍の魚のフライとフライドポテト。揚げただけで店に出してるし。盛りつけも雑。冷凍のピザも温めるだけ。でも、それが美味しいとか言ってきてる常連客がいるのよね〜。
他の高級店で客と喧嘩してクビになっちゃった孤高のシェフを雇うんだけど、最初彼の料理は受け入れられない。ジャンクフード好きな常連客がそもそも注文しないんだもん。でも、たまたまイベントで来た新しい客達が料理を注文して食べたらすごく美味しくて、大評判になり、それで店も繁盛してうまくいきそうなんだけど、、。まあもちろんそううまくはいかないよね。
最後まで笑えて、なかなか楽しい映画だった。音楽もすごくいい雰囲気で、映画にぴったりだったし。こういう楽しい映画、大好き。

あと、これはCSでやってたので、録画して見てみた映画『恋するナポリタン』。う〜ん、、これはちょっとあんまりおすすめではないかも。ま、好みは人それぞれだと思うけど。私にはあわなかったなあ。なんか中身が散漫だと思ったし、エグザイルのお兄さんがやってる役が、ちょっと彼には難しすぎたような。
でも、フードスタイリストさんはすっごくいい仕事をしていた。出てくるお料理は全部美味しそうで。特にオムライスは作ってるところからすごく美味しそうで。できあがりもめちゃめちゃ美味しそうだった。オムライスが食べたくなっちゃったよ。