東京スカイツリーの建設現場〜亀戸天神へ

我が家のあるマンションの、エレベーターホールからはスカイツリーがよく見える。毎日、なんとなく観察してるんだけれど、だいぶん成長してきたなあ、、と思っていた。でも、考えてみたら、わりと近くに住んでるわりに、そばに行って見たことないなあ、、。
そんな私だったが、この前のブログのtomopainさんからいただいたコメントを見て、「そうだ、東京スカイツリーの建設現場に行って、スカイツリーの様子を見てみよう!!」と急に思い立った。

今日、土曜日の午後、家を出て自転車で北方向へ。江東区から墨田区へ渡り、自転車をこいでいると、だんだん近づいてきた。東京スカイツリー。近くで見るとやっぱり大きい。

スカイツリーの足下に到着。さすがに見に来てる人がいっぱい。

視線を上にあげていくと、、。

おお、、やっぱりでっかい!なかなかの迫力。完成したらもっと大きくなるんよね〜。なんかちょっと楽しみ。また見に来ようっと。

せっかくここまで北上したし、、という事で、帰りに亀戸天神に寄り道。ちょうど藤が見頃のはず。



確かに、今を盛りと咲き誇る藤がすごく美しい。その藤を見に、たくさんの人が訪れている。

亀戸天神からもスカイツリーはよく見えるなあ。

あかね空 (文春文庫)

あかね空 (文春文庫)

そういえば、山本一力さんの『あかね空』では、亀戸天神の人混みで、近所の大店の子どもが行方不明になってしまい、、というようなストーリーがあったっけ。今でもこれだけの人出なんだから、江戸時代もすごい混雑だったんだろうなあ。そんなところで子どもがはぐれてしまったら、それこそ大変だったかもしれないな、、なんて今日の人混みを見てそんな事を思い出したりした。『あかね空』って、主な舞台が門仲で、出てくる場所がその周辺、日本橋や木場あたりが中心なので、読んでいて楽しい。山本一力さんが門仲在住だから、小説もこのあたりの話が自然と多くなるんだろうね。
亀戸天神は、天神様とあって、絵馬なんかを見ていたら、やはり○○大学合格しますように!とか司法試験合格お願いします!とかそういうのが多いけど、ついつい人の絵馬を見て突っ込みをいれてしまう、私たち夫婦だったりする。(罰当たりよね。)
ローザンヌ大学○○学部で○○についての研究をしますが、その研究がうまくいきますように」なんて、めっちゃ細かい研究の内容まで書いてる絵馬を見つけたりして、、そこまで細かい研究の事をお願いされても神様も困るんとちゃうかなあ、、なんて思ったり。
母が息子二人についてお願いしてるのかなと思われる絵馬の内容も、ちょっと笑っちゃった。「○○は、△大学に合格しますように!××は明るく元気に生きれますように!」、、て。この○○ちゃんと××ちゃんの、目標設定がすごく違うのはなぜ??とりあえず、明るく元気に生きてくれたらそれでいい、、ということなのね。う〜む。
なんて、本当に余計なお世話。でも、絵馬をのぞいちゃうのってちょっと面白かったりするよね。悪趣味?

亀戸天神に来たからには、やっぱり老舗の、元祖くず餅の船橋屋さんには寄って帰らないとね。茶店の方でお茶をしようとする人たちはすごい行列だったけれど、売店の方はそれほどの混雑でもなかったので、ちょっと待って、白玉汁粉やあんみつを買ってきた。くず餅が有名だけど、私はくず餅よりわらび餅派なので、どっちかというとあんみつとかの方がいいかな、、と。あんみつや白玉汁粉も、注文してからケースにつめてくれる出来たてなので、なかなか美味しそう。これは本店で並んで買う甲斐があったかも。