ブログ友達とランチオフ


6日の土曜日。天気予報では「とんでもない春の嵐になるから、不要不急の外出は避けましょう。」なんて恐い事を言っていた。そんな土曜日に、実はランチの約束があった。ベルリン在住のブログ友、三度のメシさんが一時帰国中で、ぜひ6日のランチをご一緒しましょうと約束していたのだ。

お店は、神楽坂へ続く道からちょっと左に折れて、雰囲気のいい石段を下ったところにある鳥茶屋別亭。

お店選びに悩んで相談したお友達に教えていただいたお店。確かにとても素敵な雰囲気。

ここのお店や、前の石段は、二宮君が主演したドラマ“拝啓・父上様”のロケにも使われたらしい。

お店の玄関には、ロケで実際に使用されたリンゴ(作り物?)が飾られていたりした。玄関には下足番の人がいたりして、なんだか良い感じの老舗の雰囲気。

土曜日のランチの予約は、開店時間の11時半しかダメってことで、11時半に予約していたんだけど、部屋で一番乗りだった。河口湖から移動してくるサンドさんご夫妻は間に合わないかもって事だったんだけど、バスが遅れたりなんだかんだでしばらく部屋で待っていた。この席がいっぱいいっぱいになっちゃったら、きっとすごいプレッシャーだったと思うけど、幸い?天気予報が悪かったせいか、満席にまでなることはなかったので、正直ちょっとホッとしていた。でも、広い店内にはこんなお座敷がいっぱいあって、どんどんお客さんが入ってきてる様子。

なにしろ、この雰囲気なのに、ランチタイムはリーズナブルに食事できるってことで、それも人気の一因だろうな。親子丼単品なら950円で食べられるし。
しばらく待っていたら、サンドさんご夫妻が登場。サンドさんとは1年ぶりの再会。ぺーさんとは3年ぶりくらいだったかな。お二人ともお元気そうで良かった。河口湖では好天の中サイクリングを楽しまれたりしたみたいで、ちょうど湖面に映る逆さ富士の写真が美しく撮れたと、画像を見せていただいたりした。ぺーさんは、何度か今まで来日されているのに、今までは一度も富士山が見られなかったそうで。近くにいってもいつもお天気が良くなくて見えなかったそうだけど、今回はとても美しい富士の景色が見れたことをとても喜んでおられた。

ランチ、親子御膳は期待以上にとっても美味しかった。鶏はたぶん下煮してある感じ?味はしっかりしみているのに、火を通しすぎた感じはなくしっとり柔らか。玉子はちょうど良い感じにとろとろ。すご〜く美味しい。親子丼って大好物なんだけど、自分で作ると全然こんな風にならないのよねえ、、。どうしたらこんなに美味しくできるんだろう、、と思いつつ。しっかり全部いただいちゃったけど、なかなかのボリュームだった。
いろいろ、桜の話や、日本滞在の様子、ベルリンのことなどおしゃべりしつつのランチタイムはあっという間の楽しい時間だった。サンドさんとぺーさんはスペイン語で会話し、私とサンドさんは日本語、私とペーさんとは英語、そしてペーさんは時々ドイツ語でつぶやく、、というような、とっても複雑な状況だったけど、マルチリンガルなペーさんとサンドさんはすごいなあ、、としみじみ。私はとんでもなく下手くそな英語でしゃべっていたんだけど、それでもなんだかすごく楽しかった。
食事の後、少し神楽坂を散歩して、飯田橋の駅まで行き、東西線の改札でお二人をお見送りした。天気予報がここまで悪くなかったら、もうちょっとお散歩楽しめたのになあ。でも、どうにか家に着くまで雨が降り出さずにいてくれて助かった。サンドさんたちも、雨に降られずに無事ホテルに着けたかな。

とっても重い荷物を持って移動されていたのに、私にもたくさんおみやげを持ってきてくださって、本当にすごく嬉しかった。また次の再会が楽しみ。お友達に会えるのって本当に楽しいひとときだ。