大阪に帰省〜実家での日々@月曜から木曜の朝まで


10日、月曜日の朝、いつもの時間より早く家を出て東京駅へ。新幹線に乗って一路大阪へ。朝ご飯は近所で前日に買ってあったパンと、東京駅で買ったいわて牛のミートパイ。これがなかなか美味しかった。新幹線は、まだお盆夏休みモードというより出張モード。静かな車内だった。寝不足だったせいもあり、名古屋まで爆睡。東京は猛暑日終わったけど、大阪はまだまだ続きそうな感じ。暑いけど実家で頑張らないとね。

実家に到着。大阪はやっぱり良い天気で暑いな〜。

お昼ごはんは、母が海苔巻きを作っておいてくれた。昔から何かと言うと海苔巻きを作ってくれてたなあ、、とちょっとしみじみ。
それから、母と一緒に父の施設に行った。父は、6月に入院した時は、食欲も無くなっていて、かなり弱った感じだったけれど、今回会ったら食欲は戻って徐々に復活してる感じではあった。ただ、施設の介護士さんたちにはいろいろワガママを言って迷惑をかけたりしてるようだ。気持ちも落ち着いて、穏やかに暮らしてくれるといいんだけど、やっぱり身体が思うように動かないとイライラして八つ当たりしてしまうのかな。介護士さんたちには、本当に感謝してもしきれないくらいお世話になっているなあ。
父と母と三人であれこれおしゃべりしたり、車いすで、施設の中を散歩したりした。5時頃まで施設で過ごし、母と帰宅。その後は、母と一緒に晩ご飯を作った。

半田そうめんと、エビと茄子の天ぷら、それに枝豆、ミニトマト。母が作ったかぼちゃの煮物。

デザートは、メロン。これは義父が私の実家に贈ってくれていたもの。

やっぱりメロンはなんとも言えず美味しいな〜。1日目は、父の見舞いがメインでなんだかんだあっという間に過ぎていった。
2日目は、母と一緒に買い物に出かけた。近所のショッピングセンターの中にある母の気に入りの店で、夏物の最終セールを見て、結局半袖のカットソーを一枚買ったくらいなんだけど、それでも母は上機嫌。その後、スーパーをはしごして、その日と翌日の晩ご飯の材料を購入した。こういう事を一緒にやるのも母はとっても楽しいようだ。

戦利品の一部。イサキとサラシ鯨。それに東京へ持って帰ろうと購入したひやしあめ。魚系スーパーでは、鱧(はも)を探したんだけど、母から「鱧って天神祭の頃までとちゃうの?」と言われた通り、見つけられなかった。鱧皮はあったんだけど。結局、鱧はあきらめてサラシ鯨にした。サラシ鯨も東京ではあまり見かけないし、なかなか美味しそうだなあと思って。

実家での2日目の昼ご飯。半田そうめんと、前日の残りの海苔巻き、やっぱり残りものの天ぷら。そういえば、私の子供の頃って夏休みの昼ご飯は来る日も来る日もそうめんだったなあ、、。そうめん好きなので、全然平気だけど。
その日の午後は、母に頼まれた書類仕事。2度ほどコンビニに走って書類のコピーをいろいろとったり、書類を作成して、領収書を貼り付けたり、、などなど。なんか普段の仕事のような事をあれこれ。事務的な作業だったので、庭仕事よりも楽だった。母的には、すごく気になっていた作業らしく、終わったらほっとしていた。

その日の晩ご飯は、イサキの塩焼きと、サラシ鯨の酢味噌あえ。それにサラダ。サラシ鯨につける酢味噌は、白味噌と梅酢、それに辛子などを加えて作った。酢味噌に辛子ってアクセントになっていいね。昔はこういうおかず大嫌いだったんだけど、人の好みって変わるなあ。

3日めの朝ご飯。トーストに、母お手製のママレード。サラダと桃、それに、母が数日前に作って火を通していた残り物のシチューがちょっと。母は、どうしてもいまだにおかずを作り過ぎちゃうらしく、一度作ると数日間は食べ続けなくちゃいけないから大変、とぼやいていた。それにしても、冷蔵庫は買い置きでいっぱいだし。野菜もついつい大袋で買っちゃうようだ。少人数用が割高ってのもわかるけど、、ちょっと買いすぎだよね。
午前中は、長袖長ズボンになり、蚊取り線香を近くに配備しつつ、庭の草引きをした。もっと雑草ぼうぼうかと思ってたんだけど、母が時々草引きはやっているらしく、それほどの荒れ状態ではなかった。まあ父の介護を施設にお願いしてる分、他の家事をやる余裕が出来てきてるんだね。それはやっぱりありがたい事だ。

昼はまたしても半田そうめん。それと野菜の煮物。夏ってとりあえずそうめんが有るからなんとかなるよね〜。
午後は、私一人で父の施設へ。母は、ちょうど月に1回のコーラスの日だったので、そっちへ。父と二人で話し続くかな、、と思ったけど、なんとかいろいろ話ができた。ちょうど前日、実家で見つけた古いアルバムのうちの一冊を持って行って、昔話したりして。父も、古い写真を見るのが楽しそうだった。我が家らしく、整理の仕方が適当で、時系列ばらばらの、しかもいつどこへ行った時の写真だかよくわからないものも多数だったんだけど、、ま、いいかって事で。
父とは昔の海外旅行の話なんかもいろいろした。もう20年も前になるけど、ドイツのミュンヘンに住んでいた私のところへ、両親が遊びに来たことがあって。その時はミュンヘンを起点に、3人でフランスとイギリスへ旅行した。父もその事は覚えてて、「よくお母さんと二人であんな遠いところに行けたなあ、、。」なんてしみじみ話してた。で、父が「イギリスで、トランクこわれて困ったよなあ。あれ、修理に持って行ってくれたけど、あの修理代高かったやろ。悪かったなあ。」だって、急に言うからビックリ。旅であちこち連れて行ったんだけど、一番記憶に鮮明に残ってるのは、あのトランクの鍵が壊れた事件だったんだなあ、、。確かに父のスーツケースの鍵が壊れて開かなくなり、ロンドンのホテルですごく困ったのだ。で、ホテルのコンシェルジュに近所の修理屋さんを教えてもらったんだけど、その日はもう営業時間終了してて。イライラする父をなだめるのに大変だった。で、翌朝一番に修理屋さんに持って行って、鍵を直してもらって開くようにしてもらったんだけど、やっぱりあの事はとっても父の印象に残ってたんだなあ。ちなみに、その修理代はすごく安かったんだけどね。(650円くらいだった。)今頃になって「あれ高かったやろ。」と謝られるとは。人の記憶って面白いもんだね。

父の部屋で結構話し込んでて遅くなり、母から携帯に電話がかかってきちゃって、慌てて帰宅。それから晩ご飯を作った。タイカレーなので、ササッとできたけど。母は、タイカレー初めてなので大丈夫かな、、と思ったけど、ココナッツミルク味が大丈夫だったので、すごく美味しい!と喜んでくれた。よかった〜。とりあえず、冷蔵庫の残り野菜をどんどんぶち込んで、茄子、いんげん、ピーマン、しめじ、かぼちゃ、タマネギなどをたっぷり入れたのがお気に召したようだ。鶏肉は、冷凍庫に冷凍してあった、セール品の鶏肉(100グラム68円って激安だよね)を使って作ったし。ま、そういうところも母の気に入った点だと思われ。急いで作っても、いろんな材料を適当にぶちこんでも、カレーペーストとココナッツミルクさえあればちゃんとそれなりに美味しくなるタイカレー。さすがだわ。

実家には三泊四日して、木曜の午前中に旦那の実家へ移動することに、最終日の朝ご飯。タイカレーの残りなんかもちょこっと食べたんだけど、もちろんまだタイカレーは残ってて。母はあと2回くらいはタイカレーを食べないとダメだろうな。
午前中、出発時間前までちょっと片付けを手伝った。次のゴミの日に出すというので、古〜い本をひも掛けして、ガレージに運んだり。母一人で住んでる家には、まだまだ処分しなくてはいけないものがいっぱい有って、帰るたびにちょっとずつ片付けてるんだけど、あれ、最後はとんでもないことになるんだろうなあ、、考えたくないなあ、、。ま、しょうがない。次帰った時にも、またできるだけ処分するものは処分しようっと。
そして、バタバタと実家を出た。旦那と新大阪駅で合流して旦那の実家へ移動するために。