義父から、大きなタッパーにいっぱいの「イカナゴのくぎ煮」が送られてきた。
これを食べないと、春がやって来ない気がする。
イカナゴのくぎ煮と言っても、関東の人はほとんど知らないみたい。
まあ、大阪生まれ大阪育ちの私も、毎春イカナゴのくぎ煮を食べるようになったのは、たぶん大学生の頃くらいからかな。母が、神戸方面出身のお友達に作り方を教わってからは、毎年鍋一杯に作ってくれたので、なんとなく春と言えばこの味を思い出す。
神戸かその周辺が発祥の食べ物なんじゃなかったかと思うけど、今はもうすっかり私にとって、春の大事な味覚。
でも、この頃、義父も実家の母も、どちらも送ってくれるので、来る日も来る日もイカナゴのくぎ煮を食べ続けるはめになるんだけど、、。
まあ、私は結構好きだから、いいか。
あと、もう一つ私の好きな春の味といえば、ホタルイカ。
でも、これは旦那が大嫌いなんだよね。
なので、旦那には何か別のお刺身を買ってきて、私はホタルイカを一パック一人で全部食べちゃう。ホタルイカって、春しか食べれないし、すごくおいしいと思うんだけどなあ。
なんで嫌いなんだろう？
