読みかけの本あれこれ

星新一 一〇〇一話をつくった人

星新一 一〇〇一話をつくった人

私たちの同年代の人って、星新一が好きだった人が多いんじゃないかな?
私も例にもれず、星新一のショート・ショートが大好きで、一時読みまくっていた。
そこに描かれた、SFっぽい独特の世界が大好きだったなあ。
で、この本は、その星新一について、いろいろな取材や資料分析を通して、その実像に迫った評伝。
星新一ファンの私としては、これは読まねばならないだろう、、という事で、読み始めた。
かなり分厚い重い本なので、通勤電車で読むにはなあ、、と思い、今は職場に置いて、昼休みなんかにぽつぽつ読み始めている。
まだ最初の方なんだけど、いろいろ知らなかった事がどんどんでてきて、すごく面白い。
星新一って、星製薬の御曹司として生まれたんだけれど、若くして父を亡くして、20代で会社を継いだものの、会社が実は負債だらけで、、と、出だしからいろいろ大変な人生だったみたい。
これから、昼休み、楽しみに読もうっと。
春期限定いちごタルト事件 (創元推理文庫)

春期限定いちごタルト事件 (創元推理文庫)

で、通勤電車の中で、読んでいるのはこっち。
なんか、今はやりの作家という噂なので、一冊買ってみた。
主人公が高校一年生かあ、、と思っていたのに、ついつい夢中で読んじゃって、なんと駅を一駅乗り越しちゃった!
まさにライトミステリ、という感じ。軽くて読みやすいのに、なんだかこの独特の世界にしっかり引き込まれた。
こっちはすぐに読めちゃいそうだ。
サードガール 8 (キングシリーズ)

サードガール 8 (キングシリーズ)

これは、Nみんさんにお借りした、西村しのぶのサードガール、最終刊。
サードガールって、連載始めたのが、1984年だから、今から23年前!
神戸が舞台で、なんとなく洒落た感じが素敵な作品なんだけど、やっぱり、もう小物がどうしようもなく古いなあ、、。
もちろん携帯ないし。
西村しのぶって、お話を完結させるのが苦手なのかな?連載が中途半端で終わってるものが多いみたい。
まあ、小物が古い感じは否めないけど、それでも、やっぱりサードガールの雰囲気は好き。
久しぶりに神戸に行きたいなあ、、と思った。