ピエロギ

NHKBS世界のドキュメンタリーで、二回連続ヨーロッパの食について取り上げたリポートをやっていたのを見た。
一回目は、ポーランドのミルクバーについて。二回目は、フランスの田舎の家族経営のレストランについて。
二回見比べるとどう見てもフランスのレストランの方が美味しそうだった。このレストラン、絶対行きたい!!と思うような美味しそうな料理が次々出てきて。全部手作りで、数代前から引き継いだレシピで作っているどれも美味しそうな料理。でも、レストランを切り盛りするマダムは、本当に大変そうだった。すごい重労働で長時間労働、、。大変だろうなあと思いつつ、でもちょっとあこがれてしまう部分もあったりして。
ポーランドのミルクバーとは、どうも共産時代からある、国が補助金を出している半公営な大衆食堂らしい。そこのお料理は、ちょっとドイツ料理にも似たメニューがあったりして、ジャガイモをすごくたくさん使ったりしているみたい。で、そこで非常に気になったのが、ピエロギ。だって、ほとんどのお客がキャベツのピエロギ、とか肉のピエロギとかポテトのピエロギとか、ピエロギばっかり注文しているんだもん。ピエロギって何??ピロシキみたいなもの??と思うとすごく気になった。
で、番組終了と同時に、早速ネットで検索。なるほど、やっぱりもともとは中国の餃子が伝わったもので、ピロシキのような、マウルタッシェンのような感じのものなんだ。
これは絶対作ってみたいよ〜、と思って、火曜日の夜、実行してみた。

で、ネットで拾ったレシピを参考に、ポテトとチーズのピエロギを作ってみた。ちょっと皮から作る元気と根気がなかったので、市販の餃子の皮を流用し、ゆでたポテト、炒めたみじん切りの玉葱、細かく切ったカマンベールチーズ(本当はフェタとかにしたかったんだけど、高いしもったいないので、安売りしていた国産のチーズにした)を混ぜて、餃子の皮で包み、茹でて、ベーコンを炒めたフライパンでちょこっと焼いて盛りつけてみた。
なかなか美味しいかも、、。でも、本物はきっと全然違うんだろうなあ。まず、皮がもっと分厚くてもちもちしているみたいだし、、。やっぱり皮は手作りの方がいいみたい。ちょっと面倒だけど。なんだか、たまにこういうのも目先が変わって面白いので、またいつか作ってみようかな。愛知万博では、ピエロギって結構人気メニューだったみたいだし、日本人の口に合うのかも。