お休みでのんびり、ということで、家でいろいろ映画を見てみた。
まずは、“HAPPY-GO-LUCKY”というイギリス映画。これもDVDを個人輸入したもの。去年のベルリン映画祭では、主演女優賞を取ったという、評判の高いコメディ映画。これがなかなか面白かった。
主人公はロンドン在住30歳の小学校教師。いろいろ嫌なことがあっても、前向きポジティブ、笑顔を絶やさない魅力的な女性。シングルで、気の合うお友達とシェアしてロンドン北部のフラットに住んでいる。
運転免許の教習を受けたら、やってきたインストラクターは超不機嫌なこわいおっさんだったり。妊娠中のお姉さんには「結婚して子供を産もうと思わないの?」「本当は幸せじゃないんじゃないの?」と言われたり。クラスの生徒の中には問題を抱えてる子もいたり。そんな彼女の日常を通して、等身大の30歳の女性をすごくナチュラルに描いていて興味深い。主演の女優さんがとっても魅力的で素敵だな。何があっても、するっと普通に自然に乗り越えていきそうな、芯の強さを感じられる。
でも、もうちょっと英語がわかったらもっと楽しめただろうなあ、、。英語字幕を読みながらストーリーを追いかけたんだけど、とにかく、しゃべるスピードが速いし、台詞が多く、その台詞に味がある映画なので、字幕を読むのに必死になってしまった。う〜む。もうちょっと英語力をどうにかしたい。でも、それを差し引いてもとても楽しめる映画だった。これは日本でも公開してくれないのかな?すごくいい映画だと思うんだけど。
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戸田恵梨香演じる主人公の女の子は社会人一年生。仕事に夢を持って入社したものの、お茶くみコピーとりの雑用ばっかりで仕事が嫌になってきている。(一年目なんだからしょうがないだろう、、とおばさんは見てて思ったけど。)大学時代からつきあっている彼氏は、留年してまだ大学生。会社の愚痴を聞いてもくれないし、デートは安い居酒屋で、しかも割り勘。そこへ、合コンで理想的な男性に出会い、そちらに心が傾くけど、、。というストーリー。まあ、ありがちといえばありがちなんだけど、最後の“うに煎餅”を食べるシーンがなかなかいいなあ、、と思った。私も、うに煎餅が好きだよ〜、、なんて思わず共感。まあ、45分くらいの気軽に見れる映画で、休みの夜にのんびり、突っ込みつつ見るには面白いかも。
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パティシエになって5年目の主人公は、スランプを迎えていた。師事していたパティシエに教わったチェリーパイの味がどうしても再現できず、、。そんな厨房でのシーン、回想シーン、そして、主人公の親友二人の恋模様もからまって、、という感じの映画。ちょっと前後のつながりがわかりにくかったりしたけれど、できるだけ説明を省いた手法はなかなかいいんじゃないかな、と思った。とりあえず、これを見ると、やっぱりチェリーパイをすごく食べたくなった。それから、やっぱり日本のさくらんぼって本当に美味しそうだ。かなりお高いから、なかなか気軽に買える値段じゃないけど。でも、大粒のさくらんぼを主人公が木からつまんで食べるシーンは、私も手を伸ばしたくなった。う〜ん、、チェリーパイ、どこかで買ってこようかな。