ロンドンオリンピック

ロンドンオリンピックが始まったね。いよいよ。ロンドンってやっぱり素敵な街だなあ、、またいつか行きたいなあ、、なんて思いつつ見てる。
でもまあ、しょうがないけど、オリンピックの放送ってなんだか偏ってるよね。柔道ばっかり何度も放送するんだったら、他のマイナー競技もちょっとくらい放送してよ〜、、なんて思ったりする。あんまり柔道に興味が無いので、どうしてもそう思っちゃうんだけどね。水泳は、水を見てるだけで涼しい気分になれるから、ずっと水泳を放送してくれてもいいかな、、なんて思うくらい好きなんだけど。
旦那が以前からどうしても許せないとぶつぶつ言ってるのは、日本人以外の優勝者へのインタビューが放映されないこと。日本人へのインタビューはするのに、優勝者へのインタビューをしないのは競技へのrespectがないのではといつもぼやいてる。確かに、ドイツやフランスで見たオリンピック放送では必ず特設スタジオに優勝者を招いて、国籍問わず一応話を聞いていた気がするよなあ。
ただ、それでも、今回めちゃ画期的!と思ったのはNHKのストリーミング配信。これすごい!NHKは、オリンピック放送機構が伝送する競技種目の生中継映像を、ネット上でストリーミング配信してくれてる。配信対象は国内で生中継されない競技種目で、1日に数種目から20種目程度。これのおかげで、自転車ロードレースも生で見れて大感激。

ただ、このストリーミング配信は、本当に生中継映像をただ流すだけなので、実況も解説も何もない。ただ映像オンリー。それとそこらへんの生の音(観客のざわめきとか)がはいってるだけ。だから、最初自転車レースを見始めた時は、いったいあと何キロなのか、団体で映ってる映像のどれが誰なのか全然わからず。へ??何これ??って感じだった。せめて英語でいいからちょっとくらい実況入れて欲しいなあ、、なんてちょっと思った。でも、だんだん最後の方には、時々選手が映ると背番号と名前を映し出してくれたり、先頭逃げグループと、集団とのタイム差を表示してくれたりして、だんだんわかってきたけど。私が応援していたカンチェラーラは、前の方で目立ってたし、スイスのジャージもわかりやすかった。
ただ、新城選手や別府選手がどこにいるのか全然わからなかった。これかな?と思う映像はチラッと映るんだけど、なにしろ日本チームがどんなジャージ着てるのかもわかんないし。(どこかに日本チームのジャージを着た選手の画像くらいアップしておいてよ〜。)
ゴールの10キロほど手前でカンチェラーラの落車に大ショック。でも、最後、まさかのヴィノクロフ優勝には大感動だった。ゴールして男泣きしてるヴィノにこっちまでもらい泣きしちゃったよ。そして、怪我して血を流したままゴールして、その後号泣していたカンチェの姿にも、またこちらまで涙、、。実況もない、勝利インタビューも何もないストリーミング放送だったけど、ライブ感たっぷりで会場の雰囲気を感じることができて、すごく嬉しかった。NHKさんありがとう!でも、テレビでもちょっとはマイナー競技を見せてね。

私は結構ストリーミング配信の方を見ていたりすることも多い。馬のクロスカントリーなんて、テレビじゃ絶対やってくれないけど、見ててなかなか面白いし。フェンシングも実はちょっと好きだったりして、女子のフェンシングの試合見たり。いろいろ見てみるけど、本当、オリンピックっていろんな種目をやってるのね。テレビでは、卓球の試合で愛ちゃんとかすみちゃんを応援。なんだか、世界中の帰化した中国人と闘ってるような感じ?やっぱり卓球って中国人が強いのねえ、、なんてしみじみ思ったりする。愛ちゃんは、今日残念ながら敗退しちゃったけど、本当、今までずっとよく頑張ってきてくれたなあ、、としみじみ思った。愛ちゃん、お疲れ様!よく頑張ったね!って声をかけてあげたい。
体操男子団体は、昨日の夜、ついつい最後まで見ちゃって、寝るに寝れず、という感じだった。最後、4位の表示に「ええ??マジで?」とびっくり。でも、審判に抗議して、再審議でなんとか降りる技が認められて、最終的に2位になったけど、ちょっと後味が悪かったかな。抗議して、ちゃんと再審議して、認められたこと自体は良かったけど、できれば最初からちゃんと加算した点数をつけてくれていれば、あんなイヤな雰囲気にならずにすんだのに。う〜む。それでも、今回のオリンピックでは、再審議の道が開けていることの方を評価すべきなのかな。
それはそれとして、体操ってやっぱりすごいよね。同じ人間とはとても思えない。そりゃ、サッカーにしろ自転車にしろ、なんの競技でもみんなすごいなあって思うけど、体操は本当、人間離れしてるなあってしみじみ。マット運動もろくにできなかった不器用&体堅い&運動ダメな私には、神業としか思えないよ〜。