涼宮ハルヒの消失

涼宮ハルヒの消失 限定版 [Blu-ray]

涼宮ハルヒの消失 限定版 [Blu-ray]

2011年5月、震災でざわついていた頃に録画した『涼宮ハルヒの消失』をまた見返してみた。思えば、私が最初に原作本で読んだ涼宮ハルヒシリーズが、この『消失』だったんだよね。キャラクターも何も全然知らないで読んだんで、すごく複雑すぎて、最初は「え??何??」って感じだったのに、読んでるうちにすっかり引き込まれちゃって、その後はもう涼宮ハルヒシリーズに夢中になってしまった。
映画も本当に傑作だと思う。画像もとても美しく、病院の屋上の雪のシーンがなんとも美しく魅力的だ。
ごくごく普通の平凡な高校生活を選ぶか、ハルヒや宇宙人や未来人に振り回されるわけわからん非日常を選ぶのか、、。その問いに、やっぱりキョンはそっちを選ぶわけよね。これを見ていると自分の高校時代の事もなんとなく思い出すなあ、、。部室とか放課後とか、、なつかしい響きだ。そして、私の人生も、いつもどの時点でも自分自身で選んだ道なんだよなあ、、ってしみじみ思う。映画を見返して、今はそんな事を思わずにはいられない。
涼宮ハルヒシリーズ、この作品で終わってもよかったんじゃないの?とちょっと思ったりする。この後、風呂敷を広げすぎて、どういう風に収拾つけるんだろうなあ、、って思うけど。でもそれはまた別世界をちゃんと考えてくれるのかな。