銀座、東京駅、日本橋、人形町うろうろ〜5日土曜日


5日も良い天気の土曜日。こんなに良い天気が続くと、何かよくない事でも起こっちゃうんじゃ?と思ってしまうくらい、良い天気の土曜日。気持ちいい。

銀座もウィンドウショッピングを楽しむ人がたくさん散歩していた。とりあえず、伊東屋さんでカレンダーやクリスマスカードをチェック。海外向けのクリスマスカードは早めに送らないと遅くなっちゃうからなあ。

もうそろそろクリスマスイルミネーションの準備も始まってるみたいで。ほんと1年早いな。
その後、東京駅の丸善で、やっぱりクリスマスカードをチェック。ちょっと購入して、日本橋三越に寄り、その後人形町へ。

美奈福でおでん買った後、壽堂へ和菓子を買いに立ち寄った。『3月のライオン』で川本家三姉妹のおじいちゃん営む和菓子屋さんのモデルになっている、、という事が大々的にではないけど、こっそり知られてるお店。私はもともとここのお菓子も、お菓子屋さんの雰囲気も好きで、時々買いに来るようになってもう10年くらいになるんだけど、ここ最近の流行りっぷりはすごいな、、とちょっとビックリ。今までこんなにお客さんとかち合う事なかったから。今回も、生菓子を買ってる間に何組も若い女子たちがやってきては黄金芋を買ってるのでちょっとビックリ。人波の途切れたところで、思わず、女将さんに言っちゃった。「なんかすごくお客さん増えてますよね。もしかして、『3月のライオン』効果ですかね?」って言ったら。女将さん、笑っていろいろおしゃべりしてくれた。
「私は漫画って言うと手塚治虫世代なんでね、、ちょっとビックリなんですよ〜。でも本当に細かく正確に書き込んでくれてて、ビックリしてるんですよ。隅々までいっぱい写真撮っていって再現されてるみたいで。」と、手元にコミックまで持ってきて、いろいろ説明してくれた。

ほら、ここに描いてあるこの時計とか写真とか、そのまんまでしょ、、って。
家に帰ってから手持ちのコミックスで確かめたけど、確かにお店の中、そのまんま。ちょっと笑っちゃうくらい。「まあ、おかげさまでこの漫画のお店ほどはさびれてないですけど、、。」なんて女将さん笑ってた。いえいえ、もう、こちらのお店はすごく流行ってるし、人気あるし、美味しいから。って笑っていろいろおしゃべりして、お店を出た。和菓子を買いに入ったっきり、しゃべりこんで出てこない私、何してるのかな?と外で待つ旦那はちょっとあきれてたみたい。でも、こうやっていろいろ思いがけずおしゃべりできるのって楽しいな。3月のライオンは、本当に私の今暮らしてる世界そのまんまが舞台になっている。とても漫画の中とは思えないな。あまりにも身近すぎて。
一旦家に戻って、スポーツクラブへ。スポーツクラブで、思いがけない人に出会った。魚松さんの若旦那。1月末にお店閉めちゃってから、ずっと会ってなかったので、久しぶりの再会ですごく嬉しかった。
「魚買うのにめちゃ苦労してるんですよ〜。」ってついつい愚痴っちゃったら「本当にすいません!」って。いえ、その、責めてるわけじゃないんですよ。でもね、、でも。
お店しめた後、大将や家族で慰安旅行したそうだ。のんびりできて、大将はホッとしてるんだろうなあ。もう80歳過ぎてるんだもんねえ。若大将は、今は門仲の有名な魚系酒場の板場で働いてるそうだ。彼が調理してくれるんだったら、刺身も魚料理も美味しいだろうなあ。一度行ってみたいけど、いつも並んでる人気店だからなあ。
「いつか行きますね!また!」と笑って挨拶した。今でも魚松ロスに苦しむ私だけど、若大将に会えて嬉しかった。