父の七回忌と母の卒寿~15日(金)から17日(日)

15日金曜日早朝。新幹線に乗るために家を早くに出た。天気予報は悪かったけれど、なんとか曇りくらいで雨じゃなくて助かった。

新幹線ののぞみはすっかりコロナ禍前の混雑に戻ってるね。

それでも、いまだに新幹線に乗り込むと、とりあえずシート周りとか手すりとかテーブルをささっと除菌ティッシュで拭いて消毒する。まあそれはコロナ対策だけではなく、インフルエンザなどにも有効だよね。朝御飯はサンドイッチとカフェオレ。食べ終わったらずっとマスクをしている。新幹線の中でマスクをするのは、コロナ禍以前からずっとの習慣だ。長い移動時間に何か菌をもらってしまうと嫌だし、、という事で以前からの習慣。おかげで今のところコロナもインフルエンザももらわず、なんとか元気に過ごせている。

午前中には実家に到着。母のリクエストにこたえて早速昼ご飯を作った。棒々鶏とお味噌汁。ご飯は母が炊いておいてくれた。

初日は、翌日の父の七回忌のための準備をあれこれした。仏壇を掃除したり、お焼香を確認したり、お供えを準備したり、お布施も準備したり。

塩瀬饅頭の弔事用のお饅頭もお供えして、お花も準備した。浄土真宗は、仏壇のセッティングもそこまでいろいろ大変じゃないのがありがたい。

その後、銀行のATM巡りをして、母の年金をおろしてきたり、通帳の記帳を行ったりした。

それから、庭掃除をして、柚子を収穫した。

今年は柚子が豊作だったみたい。母とふたり、おしゃべりしながら柚子の皮を剥いたり刻んだりして、柚子ジャムづくりをした。鍋いっぱいにできた。

小分けにして、たくさん、熱湯消毒した瓶に詰めた。しばらく楽しめそうで良かったなあ。ご近所さんにもおすそわけできそうで良かった。

晩ご飯。母と一緒に作った煮物。それに鯖を焼いて、お味噌汁と蕪サラダを作った。ご飯は、前に母が炊いて冷凍してあった雑穀米。お通じがよくなるとの事。

帰省2日め。16日土曜日。朝御飯はトーストに柚子ジャム。野菜たっぷりのスープとカフェオレ。

朝11時には無事にご住職に来ていただいて、父の七回忌を無事に終える事ができた。

その後、家のすぐ近所の、ちょっとお洒落な中華レストラン華nois(カノワ)へ、母と兄と私の3人で食事に出かけた。父の法事の会食も兼ねてるけれど、同時に母の卒寿のお祝い、という事で食事した。

まずは、前菜の盛り合わせ。どれもちゃんと作られていて丁寧なお仕事。とっても美味しい。

スープもちょうどいいお味。

点心の盛り合わせ。兄は、梅田の有名店よりこっちの方が美味しい!と絶賛していた。確かにどれも美味しいんだよね。ここの点心。

そして、メインはチョイスできるんだけど、これは母の選んだ鶏の唐揚げ。さすがに食べきれず、1個兄に食べてもらっていた。

ご飯ものは、ライスと漬物のセット、もしくは中華ちまきをチョイスできるので、中華ちまきをチョイス。これは持ち帰りにさせていただいた。

そして、前々日に電話でこっそりお願いしておいた母へのサプライズ。シェフがわざわざ、卒寿おめでとうメッセージを書いたデザートプレートを母に持ってきてくれた。母はビックリして大感激して喜んでいた。2時近い遅い時間となり、お店の他のお客さんもみんな食事が終わっていたからかもしれないけど、わざわざシェフがデザートプレートを自ら持ってきてくれて、「おめでとうございます。」って言ってくれて、母は大感激だった。

お店を出る時も、またシェフが出てきて声をかけてくれて、母はとっても喜んでいた。コロナ禍になってから、あまり来ていなかったんだけれど、それまではちょくちょく来ていたので、シェフは母の事を覚えてくれていたみたい。「よく来て頂いてましたよね。お元気そうでなによりです。」って。丁寧にご挨拶してくださって本当に嬉しかった。しばらくご無沙汰していたのに。また時々お伺いしないとね、、って。母と話しながら帰宅した。大満足の卒寿のお祝いランチになった。良かった。

家に帰ってから、私ひとりで自転車でソフトバンクショップに母の携帯の手続きに行ってきた。今はなんでも、予約を取ってから行かないといけないし、なかなか母にはハードルが高いよね。うまくちゃんと手続きできて良かった。

16日土曜日の晩ご飯。あれだけしっかり中華のコースランチ食べたのに、まだ食べますか??とちょっとビックリしたけど、私が止めても言うことを聞かない母。というか、反対するとよけいに意地になるので、しょうがないね。まあ、でも、この日はなんだかんだ言ってご機嫌だったので、食欲もあったのかも。

持ち帰らせていただいた中華ちまきも、とっても美味しかった。

17日の日曜日。朝6時前に起きて、6時からの朝市にやってきた。さすがにまだ暗いし寒い。15日はとっても暖かかったんだけれど、16日の夕方くらいからどんどん気温が下がり、17日は真冬の寒さ。帰省中などの出先でこの気温差は本当に困る。それに実家は、古い一戸建てなので本当に冷えて寒いので、冬はなかなか辛いな。

さすがに寒いので、夏よりは出足の遅い朝市。それでも多くの人が訪れていた。そこで、母に頼まれた買い物をして帰宅した。

朝からなかなかのボリュームな朝御飯。

その後、1階の窓の窓掃除をやってなんとか私のミッションは終了。

お昼ご飯は、雑穀米のお粥と、棒々鶏、それに蓮根と小松菜の炒め物。

そして、これも絶対食べて行けと言われたお善哉。「もう食べすぎだから無理!」って言ってるのに、「東京まで帰るのに、お腹空くやろ。」って無理に勧める母。いや、東京まで歩いて帰るわけじゃないんだから、お腹空きません、、って。笑。

食べるのも親孝行のうち??と思って一応いただいた。それにしても食べすぎだ。

冬晴れの良い天気だけど、風が冷たい。最寄り駅から電車に乗って、義父が入院している病院へ。

世間ではすっかりコロナは終息している??みたいになっているけれど。相変わらず病院の面会は厳しい制限がある。時間も15分。枠もちょっとだけ。水曜日に予約の電話をかけておいて、なんとかギリギリ面会予約が取れたのでよかった。

義父は、状態は安定しているものの、意識は戻っていない。とはいえ、なんとなくうっすらとは意識が戻っているんじゃないかな、、と思った。面会時間15分という事だったけど、30分近く、ずっと父に話しかけていた。看護師さんに、「そろそろきりのいいところで、、。」と促されてしまったので、父に「じゃあお父さん、私、東京に帰るね。」と言ったら、その時、何か言うみたいに口を動かしていた。やっぱり、うまく言えないだけで、こっちの言うことは聞こえてるし、ぼんやりと意識はあるんじゃないのかな、、。

そんな事を思いつつ帰路についた。

新大阪駅はやっぱり人がいっぱい。病院はまだ面会制限等厳しいけど、世間ではもうすっかりコロナは終わったことになってるんだねえ。

2泊3日のミッションを終え、東京へ戻る。父の七回忌も母の卒寿もできたし、まあぼちぼち実家の手伝いもできたし、義父のお見舞いもできた。滞在は短めだったけど、一応目的は果たせたかな。新幹線の中でホッと一息ついた。

東京に戻るとやはりホッとする。東京駅からバスで帰路についた。

晩ご飯。帰ってすぐ作れるように、肉の旭屋さんで帰省前に買っておいたステーキ肉を焼いた。ちょっと良い肉。帰省頑張ったご褒美、、かな。さすがにとっても美味しかった。良いステーキ肉ってただ焼けば美味しいからありがたいな。

旦那が、ベルリンガッチョ・アリメンターリで買っておいてくれたチーズのセットもいただいた。

美味しいチーズとドライフルーツにナッツ。これもとっても美味しい。

それに、サラダ。

それと、新大阪駅で買ってきた柿の葉寿司。ホッとする味。それにしても実家でも食べ過ぎちゃったし、帰ってきても食べすぎだよね。ダイエットは明日から、、できればいいけど、、。笑