3連休の週末と連休明け~7日(日)から9日(火)

7日の日曜日。とりあえず、日曜日は実家で待機日。義父に何か有ったら駆けつけるけど、今のところは安定した状態のようだった。

すっかり忘れていて、少し遅くなってしまったけど、朝市の日だったので、ちょっと遅めに朝市へ自転車でパシッて母の欲しいものを買い物した。

朝御飯は、私が作ったスープの残りと、サラダ。それにトーストとコーヒー。

洗濯も大変だというので、いっぱい洗濯して干したり、実家の用事をあれこれした。

昼は母が行きたいというのでくら寿司へ。

いわしが意外と美味しいんだよね。

あれこれ食べて、また二人で1500円ほどだった。くら寿司でご機嫌良くなってくれる母だ。思いがけず母孝行はできたかな。

7日だったので、七草粥、、とはいかなかったけど、代わりに梅粥を作ったら喜んでくれた。とりあえず、冷蔵庫にあれこれ残ってるものをどうにかしなくちゃ、、という事で。大根と厚揚げとちくわの煮物とか、小松菜のごまドレッシング和えとか、卵焼きとか、そういうものを作った。まあ、母に晩ご飯を作ってあげられるのも、この先どのくらいかわからないから、ね。喜んでもらえてよかった。

ワインが飲みたいというので、一杯ずつワインを飲んだ。いつ電話がかかってくるか気が気じゃ無かったけど、なんとか無事に平和な1日が終わっていった。

8日月曜日。祝日。朝御飯は、ブロッコリーなんかをいっぱい入れたスープ。それにトーストとコーヒー。

月曜日は、母はデイサービスの日なので、まずは母を送り出し、それから私は旦那のいる義父のマンションへ。

マンションに着いたら、ちょうど管理人さんがいらしたので、ちょこっとご挨拶できた。今までも、何度かあれこれ電話ではお話していたんだけど、ちゃんとご挨拶できてよかった。義父は、管理組合の理事長をやっていた時期もあったりしたし、管理人さんはよくご存知で。体調が悪いこと、入院が続いてる事を心配してくださっていた。

旦那は、前日土曜日、ちょっと義父との思い出の地に行ってきたりしたらしく。そのお土産に、かん袋のくるみ餅を買ってきてくれていた。かん袋のくるみ餅。堺まで行かないと食べられない貴重品。

思い出せば、2016年の8月に、義父と旦那と3人で堺まで行ったなあ、一緒にかん袋のくるみ餅食べたな、、ってしみじみ思い出した。

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義父とはいろいろ美味しいもの食べ歩きしたなあ。美味しいもの大好きで、いろいろ大阪の美味しいものを義父に教えてもらったなあ、、ってしみじみ思い出した。

旦那は、この2016年の8月に行ったコースをひとりで行ってきたみたい。

本当は当日に食べるのが一番美味しいんだけど、でも翌日のくるみ餅も十分美味しかった。義父との思い出でますます美味しい気がした。

私にとって、3大スイーツは、かん袋のくるみ餅と、出町ふたばの豆餅と、美玉屋の黒みつ団子。どれもなかなかすぐには食べられないけど、でもくるみ餅が一番難易度が高いかな。義父との思い出を思い出しつついただくくるみ餅は、格別の美味しさだった。

そんな感傷にひたりつつも、ちょこっとマンションの片付け。もう義父がここに帰ってくる事はなさそうなので、とりあえず、いらないもの、古い下着や服などをまずは片付けた。でもまだまだ、ここを片付けるのはだいぶん大変そうだ。

ちょっとくたびれて実家に帰ったら、母が実家の、奥の屋根裏部屋の片付けをしてほしい、なんて言うから。「え~!こんな寒いのに、、くたびれてるのに、、」とぶつくさ言いながら、それでも頑張ってゴミ袋10袋くらいのゴミを捨てた。

あまりにも寒いので、部屋にストーブを二台つけて、その奥の屋根裏部屋の片付けをした。まだまだ道のりは遠いけど。

屋根裏の奥。これでもだいぶんいろいろ不要物を引っ張り出した状態。あの奥のぼろぼろの箪笥を引っ張り出して捨てなくちゃ、、とは思ったけど。ちょっとその気力はなく。また元気な時にやらないと、、だな。

晩ご飯は、すき焼き。すき焼き鍋がこの前にあります。これは取り分けたもの。母は、すき焼きに玉子をつけないと言う。味が卵の味になっちゃうから、、って。ま、好みは人それぞれだね。

9日火曜日。朝一番からバタバタしていて、朝御飯の画像は撮り忘れ。ちゃんと最後まで朝のスープは作ってあげた。その後、母のお金の移動、ATMへ行く作業をしてから、義父の病院へ。

お医者様のお話では、少し呼吸の状態が良くなってきてる、との事。

「そっか、父ちゃん頑張ってるね。底力見せてくれてるね。」と話しながら、東京に戻る事にした。父の命の灯は、まだしっかりともってくれている。「頑張ってね。」と義父に声をかけて、東京に戻ることにした。

結局これが義父と最後のお別れになった。でも、最後、ちゃんと顔を見て、頑張る父の姿を見れたのは良かったなあ、、って思った。この時、ちゃんと帰ってきて、やっぱり良かったなあ、、ってあとあと思った。

お昼の新幹線を予約しようと思ったら、案外混んでいてビックリ。3連休あけ、平日になってから戻る人も多かったのか。出張族も多いのか。とにかく混んでいた。

新大阪で新幹線に乗る前に、旦那はビールとちょっとだけおつまみ。私はコーヒーを飲んだ。

新幹線の中で、お昼ご飯の551の豚まん。お皿代わりに、はいばらの懐紙。やっぱり懐紙って便利だな。お供えを供える時にも使えるし。東京に戻ったら、またはいばらの懐紙を買いに行こうかな、、って思った。

夕方、まだ日が暮れる前に東京に戻る事ができた。この東京の景色を見ると本当にホッとする。今はこっちが私の居場所なんだなあ。

家に帰ってすぐ、近所のスーパーに買いものに行って晩ご飯にした。

カンパチのお刺身としめ鯖。

大阪で買ってきたきくらげ天と、ちくわチーズ天。(ケンコバセット?ってついつい笑っちゃった。)浅草ハムのベーコンを炙ったのと、椎茸のマヨチーズ焼き。

キュウリのスティックサラダ。

そして、再びの551の豚まん。やっぱり美味しいわ。

それと冷や奴。

義父があぶないと言われて大阪に帰ったけど、結果的には、義父はもちこたえてくれた。やっぱり義父には底力があるんだなあ、、って思った。

私たちに心の準備をする時間を与えてくれたんだね。きっと。だんだんこうやって、いろんな事を受け入れられるようになるんだね。そんな風に思わせてくれた。