- 作者: 小川糸
- 出版社/メーカー: ポプラ社
- 発売日: 2010/01/05
- メディア: 文庫
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『食堂かたつむりの映画』見てきた。レディスデーの夜の回。近所のららぽにあるユナイテッドシネマは、歩いていける距離なので、家に帰ってからご飯をささっと食べて、それから出かけても間に合うのですごく助かる。
食堂かたつむりのストーリーはこんな感じ。
失恋のショックから心因性失声症になってしまった倫子は、自由奔放な母の暮らす田舎へ戻り、「食堂かたつむり」を開くことにする。決まったメニューはなく、1日1組のお客のためにイメージを膨らませて料理を作るうち、倫子は徐々に元気を取り戻していく。やがて、倫子の食堂で食事をすると願いがかなうという噂が町中に広まっていき……。
とりあえず、食べ物系の映画ってだけでも、すごく興味が惹かれてしまう食いしん坊な私。この映画はその期待通りの良い作品だった。アニメと合成してるシーンはちょっと好みが分かれるかな〜と思ったけど、、。私もちょっとそのシーンには、最初違和感を感じた。ただ、それも慣れれば大丈夫だったし。お料理がどれもすごく美味しそうで、「私も試食したい!!」と、思わず映像の中に入っていきたい気分になった。ザクロのカレーってどんな味なんだろう?いろんな野菜を混ぜ合わせたジュテームスープってどんな味?とか。キッチンのシーンは、光が差してきて、柴咲コウが神々しい感じですごく美しいし。
すごく好きなシーンは、旦那さんが亡くなってからすっかり元気をなくし、喪服を着て老婆のようになっていた江波杏子が、彼女のフルコース料理を食べていくにつれてだんだん元気になっていくところ。江波杏子、黙ってただただ食べるシーンで、自分の中にパワーがみなぎって元気になっていくさまをうまく表現しているのがさすが。本当に、美味しい物を食べると、人間って元気になるよね。生きることは食べること、、まさにそうだなあ、、と思わせてくれるシーンだった。余貴美子もすごく良かったし、ブラザートムも良い味だしてた。
- 作者: オカズデザイン,小川糸
- 出版社/メーカー: ポプラ社
- 発売日: 2010/01/14
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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ちなみに、私が映画を見に行った映画館は「東のエデン」で、主人公が住まいにしていた映画館。だからファンの聖地なのよね。私も、本当は劇場版をここに見に来たかったんだけど、、ま、これはDVDになったら見ようっと。
涼宮ハルヒの消失も上映中だった。これもまあ、DVDでいいかな。DVDになったら絶対見ようっと。