新年の1日。ちょこっと朝寝坊して、ホテルの部屋でコーヒーをいれて朝ご飯。前日に買っておいたジルベスターのクラプフェンをいただいた。この揚げパン、クラプフェン。実は大好物。東京ではなかなか「これ！」という味のものに出会えない。ドイツだと普通のパン屋さんで売ってるものが普通に美味しくて大好物なんだけど。
クラプフェンは、普通の時も買えるけど、どうやらジルベスターやファッシング（カーニバル）の時によく食べられるものみたいで、ジルベスターの日は、“ジルベスタークラプフェン”と書かれたものがたくさん売られていた。買ってきたのもそのひとつ。中身がバニラでちょっとお酒の香りもして、大人のクラプフェンという感じだった。
今日は、市電にも地下鉄にも乗らず、ゆっくり歩きながら街を散歩しようってことで、昔懐かしい場所や昔よく通ったお店なんかものぞきつつひたすら歩いた。さすがに、大晦日に騒ぎまくったドイツの方々はあまり歩いてなくて、かなり街は静かな朝。
お洒落なショーウィンドウを一個ずつチェックしつつ。そういえば、住んでいた頃も日曜はやることがなくて、ウィンドウショッピングとか散歩をよくしていたよなあ。
街の中心部、カールスプラッツでは、特設のスケートリンクが作られていた。こんな中心部に特設の屋外スケートリンクを作っちゃうなんてさすがはドイツ。子どもたちも楽しそう。
街の中心部も散歩して、一旦部屋に戻り、お昼ご飯。
昨日ケーファーで買ってきていたケーキ。なかなか上品で美味しい。
ホテルは、ジルベスターの旅行で訪れていた人が多いせいか、おそうじの人がてんてこまい状態みたいだった。いつもならお昼頃にはおそうじ終わってるんだけど、今日は全然そんな感じなし。
午後は、洗濯でもできるといいなあ、、と思っていたけど、残念ながらコインランドリーも元日でお休み。しょうがないので、今度は英国庭園にお散歩に行くことに。
英国庭園は本当に広い。散歩に来てる人も多いし、わんこ連れの人もいっぱい。
そりゃ、わんちゃん達もこんな広い公園で走り回れたら楽しいよね。ららぽーとのドッグランとはえらい違いだなあ、、なんてちょっと思ったり。
ホーフガルテンの方では、ペタンクに興じるグループもいっぱいいた。
さて、晩ご飯。今日も部屋で。メインディッシュはこれ。シュバイネハクセ（Schweinehaxe)。豚のすね肉の丸焼き。バイエルン地方の名物料理で、皮付きの豚のすねを香ばしくローストしたもの。
シュバイネハクセが名物の有名店、ハクセンバウアーというお店で、“持ち帰りもできますよ”という張り紙を見て、買ってきたのだ。元日のお昼なのに店を開けていたので、店の中に入っていってきいたら、ちょうど焼けたのがあるって出してくれた。それがあんまり大きかったので、「半分でいいんだけど、、。」というと、半身のを出してくれた。買った時はまだ焼きたてで温かかった。
部屋で身をそいで食べたけど、外はカリカリ、中はジューシー。やっぱりハクセンバウアーのは美味しいや。でも半身を二人で半分こでちょうどいいな。お店で頼むと、これのつけあわせがジャガイモ団子だもんねえ。ちょっと日本人にはボリューム多すぎるけど。こうやって半分こだとちょうどいいし、美味しい。まあ毎日はいらないけど、、。
それに、昨日のお総菜の残りを食べて、のんびりビールを飲んだ。こういうまったりな休日もいいなあ。
