Amazonオールタイムベスト小説100

Amazonが、書籍の販売数やカスタマーレビューなどいろんなデータをもとに、“これだけは読んでおきたいオールタイムベストブック”を選定した。
Amazon.co.jp: オールタイムベスト小説100
Amazonオールタイムベスト小説100 発表記念! 読み忘れてない? 文庫&Kindleで読めるガチで面白い小説 10選 | ダ・ヴィンチニュース
どんな本が選ばれたかは上記のサイトで見れますので、確認してみてくださいね。なるほど〜と思う結果になってます。これ、確かに面白かったという本が多いし、読んでないけど評判良いよね、っていうのもあるし。
で、自分ではどんな本を選ぶかな、、ってちょっと考えてみた。いろいろ読んだ本の中でどの本が好きかなあ、、って。で、自分でもベスト5を選んでみた。今時点でのベスト5なので、また変わるかもしれないけど、とりあえず今思うベスト5を、順不同であげておこう。

主人公(理系大学生)が、大学、大学院を経て研究者となるまで辿ってきた、大学での日々や指導者である喜嶋先生との出会い、共に研究に没頭した「静かな世界」が、美しく、静かな文章で描かれている。喜嶋先生が本当にすごく素敵な人なんだよね。そして最後は涙がこぼれた。私が読んだ時は新刊ハードカバーだったけど、文庫になったんだなあ。やっぱり、人気があったんだと思う。
古書の来歴

古書の来歴

“15世紀のスペインで作られ、紛争で行方の知れなかった細密画入りの禁断の「ハガダー」が、サラエボで発見される。ハガダーとは出エジプト記を語り伝えるユダヤ教聖典セルビア人勢力によるサラエボ包囲の爆撃下、この本を命がけで救ったのはイスラム教徒の学芸員だった。”そんな所から始まる『古書の来歴』。ユダヤ人の流浪の歴史を古書に託して語ったストーリーは、胸にぐっとせまるものがあった。これも、私が読んだのは新刊ハードカバーだったけど、今は上下巻の文庫が出てるみたい。めっちゃおすすめ。
三冊目が迷うところなんだけど、、どれかなあ。
夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)

夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)

森見登美彦の作品はどれも結構好きなんだけど、やっぱこれかな。京都を舞台にしたファンタジーって彼の得意分野。どれもすごく大好きで、京都の町を歩きたくなるんだよね。
鴨川ホルモー (角川文庫)

鴨川ホルモー (角川文庫)

これも、大好き。万城目学ってやっぱりいいよなあ。鹿男あをによしとどっちも大好きだけど、一応鴨川ホルモーにしておこう。すごく青春時代がなつかしくなる。
水の戒律 (創元推理文庫)

水の戒律 (創元推理文庫)

フェイケラーマンのリサ&デッカーシリーズはどれも大好きなんだけど、やはり一番最初に読んだこれがすごく印象的だったので。現代アメリカの中でこんなユダヤの戒律を守って生きてるリサの敬虔さがとても新鮮で。ミクヴェなどユダヤ教のいろんな習慣を実際に実践している姿を、小説を通して読めるのもすごく面白かった。
やっぱり面白い本との出会いっていいよね。まだまだ読んでない本がいっぱいあるので、読まなきゃなあ、、。