- 作者: 萩尾望都
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2013/01/25
- メディア: コミック
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さすが萩尾望都。絵も美しいし、中身もすごく面白い。かなり登場人物が複雑で、系図に戻って人間関係を確かめないといけないけど、この時代、16世紀のフランス史ってすごく面白いし興味深い。カトリックとプロテスタントで争っている宗教戦争についても、残酷で嫌な話だけれど、興味深いな。いつの時代も、宗教戦争は大変だなあ。
先日のNHKの『漫勉』で、萩尾望都の作画風景に密着取材していて、ちょうど描いてる作品が『王妃マルゴ』だった。さすが萩尾先生、ものすご〜く丁寧に描いておられ、下描きからすごく時間をかけておられた。萩尾先生が漫画を描いてる映像を間近で撮ったものを見れるなんて、、ファンとしてはものすごく幸せ。浦沢直樹さん&漫勉、本当にありがとう!その描き方の丁寧さ、描き出される線や点の美しさは、本当に感動ものだった。この先もマルゴを読み続けなくては、、。
漫画家になることを両親から大反対されていた萩尾先生。いつ頃親御さんが認めて下さったのか、という質問に対して、朝ドラの『ゲゲゲの女房』をお母様が見て、、だそうで。え??そんな最近?とビックリしちゃったよ〜。私が子供の頃から、大成功しておられたのにね。