王妃マルゴとレベレーション

王妃マルゴ 6 (愛蔵版コミックス)

王妃マルゴ 6 (愛蔵版コミックス)

王妃マルゴの6巻が発売されていたのを発見。買ってきてすぐに読んじゃった。『ポーの一族』も描いておられたのに、萩尾先生、王妃マルゴも描いてくださってたんだなあ。
高貴な身分に生まれて、しかも類い希な美貌を授かっていたとしても、必ずしも幸せにはなれないものなのだなあ、、と、マルゴを読んでいて思う。でも、そんな中でも知恵と勇気でしっかり生きていくマルゴは、とっても魅力的なキャラクター。この物語、まだまだ目が離せない感じだ。山岸凉子先生の『レベレーション』も3巻が出ていたので、これも購入して読んだ。こちらも、ジャンヌの話は知っているだけに、ついついドキドキしながら読んでしまったけれど、まだまだジャンヌにとってはとても良い時期の物語で。読んでいて楽しい。この先どうなるか知っているので、辛いけれど、とても詳しく描かれているので、すごく興味深くて引き込まれてしまう。まだまだ楽しみに読めそう。
ジャンヌの物語は、マルゴの100年ほど前なんだなあ。どちらもフランス。人間の歴史ってどこまでも戦争の歴史なんだなあ、、特にこの時代はそうだよなあ、、なんて。いろいろ考えさせられる。