フランス日記

フランス日記―日々ごはん特別編

フランス日記―日々ごはん特別編

料理家の高山なおみさんが、フランスを旅して、フランスのマルシェを見て回ったり、レストランを食べ歩きしたり、ご飯を作ったりというフランス日記、今楽しく読んでいる。夜寝る前に読むとおなかの虫がぐーぐー騒ぎ出してちょっと困るんだけど、、。それだけすごく美味しそうだったりする。
パリに着いてまず最初に魚のスープっていうのもなんとなく納得。フランス料理って鴨のローストなんかも美味しいけど、私が一番好きなのは、新鮮な魚で作られた(だから美味しいお店の、、と限定だけど)美味しい魚のスープ。ブイヤベースより、かえってスープだけの方が好きだったりする。それに美味しいルイユをつけたカリカリのバゲットを一緒に食べたら、、もう他には何もいらないなあ。
高山さんは、マルシェの美しさに感動していた。アジアの、たくましいパワフルな、ごちゃごちゃした市場とはまた違って、すごく清潔でにおいもしない市場に、ヨーロッパを感じていたみたい。確かに、ミュンヘンのビクトリア市場なんかも、すごく清潔で整然と美しかった。バンコクあたりの、パワフルで(それはそれですごく魅力的なんだけど)ごちゃっとした感じの市場とはまた様子が違うよなあ。いずれにしても、私も、いろんな国に行って、その街の市場を見て回るのって大好き。世界遺産を見るよりそっちの方が好きだったりする。それはやっぱり私が食いしん坊だからなのかな。