- 作者: 高山なおみ
- 出版社/メーカー: アノニマスタジオ
- 発売日: 2006/06/01
- メディア: 単行本
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パリに着いてまず最初に魚のスープっていうのもなんとなく納得。フランス料理って鴨のローストなんかも美味しいけど、私が一番好きなのは、新鮮な魚で作られた(だから美味しいお店の、、と限定だけど)美味しい魚のスープ。ブイヤベースより、かえってスープだけの方が好きだったりする。それに美味しいルイユをつけたカリカリのバゲットを一緒に食べたら、、もう他には何もいらないなあ。
高山さんは、マルシェの美しさに感動していた。アジアの、たくましいパワフルな、ごちゃごちゃした市場とはまた違って、すごく清潔でにおいもしない市場に、ヨーロッパを感じていたみたい。確かに、ミュンヘンのビクトリア市場なんかも、すごく清潔で整然と美しかった。バンコクあたりの、パワフルで(それはそれですごく魅力的なんだけど)ごちゃっとした感じの市場とはまた様子が違うよなあ。いずれにしても、私も、いろんな国に行って、その街の市場を見て回るのって大好き。世界遺産を見るよりそっちの方が好きだったりする。それはやっぱり私が食いしん坊だからなのかな。