40代ガールズトークは痛すぎる

数日前の新聞に出ていたコラムニストの記事。彼女の言葉。「40代ガールズトークは痛すぎる」。
何かな?と思って興味を惹かれてその記事を読んでみた。う〜む。なるほど。

草食男子世代―平成男子図鑑 (光文社知恵の森文庫)

草食男子世代―平成男子図鑑 (光文社知恵の森文庫)

その発言をしてる人は、この本の著者、深澤真紀さん。そっか〜。この人が草食男子という言葉を作ってはやらせた人なのね。この『草食男子世代ー平成男子図鑑』は、八重洲ブックセンターで初めて見かけた時、興味を惹かれて立ち読みしたのよね。で、そうそう、うんうん、そうだよね〜、、と納得したのが、なつかしい。私より5歳年下の人なんだ。
ガールズトークって、単なる女子のおしゃべり、というのではなく、恋愛や男女関係にからんだ話をすることなのね。そもそもは、『セックス・アンド・ザ・シティ』のブームからはやって定着したんだ。この記事内容を読んでいて、つくづく思ったのは、私たちと、5歳くらい年下の、男女雇用機会均等法施行後数年たった世代とはそこでものすご〜く世代間格差があるなあ、、ということ。私たちは、この法律の施行前だった。この法律だけのせいじゃないだろうけど、それにしても、その施行前世代と施行後世代ではすごく違う気がする。この深澤さんの言う40代ってのは、私たちより下の、その施行後世代で、もっともバブルを謳歌した世代のことね。その世代と私たち年寄り世代とでは、やはり女子力がだいぶん違うみたいだ。そうかも、、。私たちの世代が集まって、恋愛ネタとか男女関係ネタの話って、、ほとんどないもんなあ、、。(え?私だけ??他の同世代の人はしてる?)男女関係って、旦那のグチとかならあるかも、だけど、それはなんか違うと思うし。笑
バブルの時の成功体験もあって、40代前半の方々は女子力が長持ちしているらしい。しかし、輝かしい過去があるだけに、今はガールズトークもネガティブになりがち。足を引っ張りあうことになりかねないので、無理してそんな事しない方がいい?みたいな話。う〜む。実感がないだけにわからん、、。まあ、日本女子に、サマンサのような人ってのはめったにいないだろうしなあ。
確かに、「そのうち“あなたのためを思っていうんだけど”と言い始める人が出てくる」というのはあるだろうね。相談者に冷水をかけて、全員の共感を得ようとする人。
深澤さん。さすが、この人、人の心理を分析するのにたけてるわ。草食男子をはやらせるだけのことはある。社会学って、大学でちょっとかじったけど、やっぱり面白いよね。