テレビドラマのこと

水曜夜の『相棒』は毎週見てるんだけど、この前の水曜日、15日放送の回は、あまりにも暗くてあまりにも辛すぎて、なんだか見終わって正直ブルーになってしまった。
ドラマの中で、転落死した被害者の、亡くなる1年前からの足取りをたどるんだけど、、それがなかなか暗かった。派遣切りにあって、別の派遣先に行くも、そこはもっと労働条件が悪い上にそこからも切られ、家族に頼れず、住むところもなくって、その日食べるものにも困るようになっていく、、。という被害者を演じてる役者さんがまたものすごく上手で、その演技がリアルすぎて。見てる方がなんだかどんどんブルーになってしまった。最後まで救いがないし。
その回のタイトルがボーダーライン。他人事じゃないんだよねえ。まさに、いつボーダーラインを越えてしまうかどうか。誰だってわからないと思う。
ドラマとしては素晴らしい出来だったと思う。山本浩司さんという役者さんもすごくうまかったし。でもねえ、、。やっぱりさあ、疲れて家に帰ってテレビドラマを見て、あんまりにもつらい現実を見せられるとますますブルーになっちゃうよ。できれば、救いのあるもの、ちょっと笑えるものとかを見たいなあ。あんまり荒唐無稽なのも困るけど、少し心の奥がほんわかできるようなものを見たいな。でも、、なかなか難しいね。そういうドラマって。