1月1日

さて、元日。大晦日、結構だらだら起きていた私なんだけど、義父が初詣に出かけるというので、一応ちゃんと起きた。(って言っても7時だけど。)元日は、自分の家だったらかなり朝寝坊な私だけど、そこはちょっとだけ気を遣って、とりあえず慌ててお雑煮を作った。

なんか慌てて作ったので、盛りつけがいまいち美しくないけど、お雑煮は、関西風白味噌仕立て。具は大根とにんじん、三つ葉、それに生麩もいれて、お餅は、隠れてるけど丸餅。ピンク色のは、新年のお祝い用の紅白の生麩。これも伊勢丹の半兵衛麩で、30日に買っておいたもの。

京都伊勢丹の鳴海餅で買ってきた丸餅は、やっぱりこしがあってのびもよくて、すご〜く美味しい。白味噌は、お気に入りのメーカーの味噌を、タッパーに入れて家から持ってきて作った。やっぱり元旦のお雑煮は美味しいね。
父が出かけてから、晩ご飯用に鰤を焼いて、冷蔵庫にいれておいた。そして、自分の実家へ。
自分の実家に帰ってみると、なんだか父の目の上がものすごく腫れている。ちょうど殴られたボクサーのような青ずんだ腫れで、すごく気になる。
「これって、目をどこかにぶつけたとか??でも、目の中は別に赤くなってないし、不思議やねえ、、。」と母に尋ねてみると、こういうことだった。
最近、ちょっと認知症が出てきている父。昼間はそれでもわりと普通だし、自分でご飯を食べて、トイレにもいけるんだけど。夜中にちょっとうろうろしたり(家の中、自分の部屋のまわり限定だけど)するようになっていて、30日の明け方にも、なんだかトイレに行こうとしたのか、うろうろして、テーブルの角かどこかに思いっきりぶつけちゃったらしい。で、大きなたんこぶができていて、額にもけがしたりしていたんだけど、その時は医者には行けなかったらしい。まあたんこぶくらいなら、、と思っていたようで。でも。1日の朝には、なんだか目のまわりが青く腫れ上がるみたいになってるし、あれはその打ち身と関係があるのか、何か他の病気なのか、どうしたらいいかわからない、、ということだった。
やっぱり気になるので、私が、休日救急の電話窓口で様子を話して相談してみた。そうしたら、市民病院で診てもらえるとのこと。慌てて父を連れて行った。
外科のお医者さんに診てもらい、どうやらその時のたんこぶの内出血が、目のところに下がってきて、目の周りが腫れているらしい。「今から治療って、もう遅いよ〜。すぐその時内出血を軽く圧迫して止血するとか冷やすとかしないと。」と言われ、「まあ、しばらくすると治ってきますから。」との医者の言葉。でもまあ、原因もわかったし、ちょっとほっとして実家に戻った。やれやれ、1日から救急医療のお世話になるとは。でも、たいしたことなくてよかった。

夜は、母の作ってくれたおせちをあれこれつまんで、のんびり。そして、こっちでもやはり鰤だった。お正月によく鰤を焼くのは関西の定番かも。そして、やっぱり白味噌のお雑煮を食べた。
母から、昔、直接土井勝氏の師事を受けたのよ、、とかいう自慢話など聞きつつ。土井勝さんのやってる料理教室に行ってただけなんだと思うけど。でもまあ、本人が直接教えてる教室にはなかなか入れなかった?らしく、それが母の自慢でもあったりする。
夜は枕を並べて母と寝たんだけど、いろいろ愚痴を聞かされた。まあ、しょうがないよね。母だって年だし。父はもう80歳で、ここ1年の衰えはちょっと私の目から見ても、う〜ん、、、という感じ。母にしたら、すごく不安になるよね。確かに。父はすでに要介護2で、デイサービスやショートステイを利用してはいるものの、ショートステイはあんまり行きたくない様子。でも母も大変だし、、。この先を考えると私もかなりブルーになってくる。なるようにしかならない、、とは思うけどねえ。