テレビあれこれ

NHK土曜ドラマ、先週始まった“Taroの塔”は、期待通りで、なかなか面白い。

大阪は北摂の生まれ育ちなので、本当にずっと眺めて育った太陽の塔。子供の頃からこの不思議な塔の姿が大好きだった。ドラマの第一回のストーリーは、この大阪の万国博覧会のプロデューサーを岡本太郎が引き受けるまでの話と、太郎の幼い頃、岡本かの子岡本一平という両親の物語を交互に描きながら、見るものをぐんぐん引き込んでいく感じだった。岡本太郎はよく知られた人だけに、演じる方も大変だろうなあと思うけれど、松尾スズキは本当にうまく演じてる。私たちのイメージを壊さず、彼の特徴をうまく表現してる感じ。岡本太郎って、天才で超人的で、相当変わってる人?みたいなイメージを持っていたけど、お母さんの岡本かの子がとんでもない人だったんだ、、とわかった。芸術っていうものに対するあくなき追求心。意志が強くて感性も素晴らしい。こんな素敵な人だったんだなあ。でも、自分の母親だったら大変だろうけど、、。今週末の2回目は彼の青春時代、パリでの生活なんかが出てくるらしくて、それも楽しみ。
四十九日のレシピ”は3回目。今回、いろいろドラマが動いた回だった。思ってることを口に出して言わなければ伝わらない、、というのは確かにあるね。以心伝心が一番なのかもしれないけど、やはり口に出して言わなければ伝わらないこともあるかも。来週はもう最終回。ちょっと寂しいねえ。
“相棒”は、今週、大好きな陣川君の回だった。やっぱりこういうちょっと笑える回もないとね。先週の堀内敬子さん、今週の中村靖日さん、となんだかサラリーマンNEOメンバーが続いてるわ。こっちも来週最終回。最終回は2時間スペシャルで、古谷一行木村佳乃津川雅彦、それに岸部一徳演じる官房長が総出演。ちょっと力の入ったスペシャルになってるみたい。