- 作者: キャロル・オコンネル,務台夏子
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2010/09/11
- メディア: ペーパーバック
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ストーリーはこんな感じ。
舞台はカリフォルニア州北西部に位置する、広大な森に隣接した小さな街コヴェントリー。
物語は、主人公のオーレン・ホッブスが、深い痛みと夜の恐怖と人生最良の時を与えてくれたこの故郷の家に、20年ぶりに帰還する場面で幕を開ける。幼い頃に死んだ母の代わりにオーレンと弟ジョシュアを育ててくれた家政婦ハンナ・ライス。彼女に乞われて帰ってきたオーレンを迎えてくれたのは、当のハンナと元判事である父ヘンリー、まるで時が止まったかのように、“あの日”と同じ状態に保たれた我が家、そしてジョシュアの“骨”だった。
20年前の夏に行方不明になった弟ジョシュアが、今、何故か骨になって家の前に置かれていた。なぜ?誰がこんな事をしたのか?
その謎を解くために戻ってきたオーレン。その調査の中で、街の人達の隠された顔が明らかになっていき、その複雑な人間関係の奥に見えた物が、、。というとってもわくわくする内容。街の人ひとりひとりがすごく深く描きこまれていて、とっても面白い内容だった。最後の最後まで、私、だまされていたし。う〜む。さすが、このミスで1位を獲得しただけのことはある。単にミステリーの謎解きが面白いだけでなく、小説としてとっても面白く読めた。
特に家政婦のハンナがとっても良いキャラで。これは映画にしても面白いかも、、なんて思ったり。
さて、放置してる本が他にもいろいろあるので、まだまだ読まなくては、、。