ブラタモリ


先週、シーズン2最後のブラタモリは、“江戸の食”がテーマだった。テーマもツボだったし、そこで取り上げられた場所が、私のよくぶらぶらする地元の街だったので、とっても面白く見れた。まず最初が佃だったし。

隅田川をスタートして、この橋のところで地上に上がっていたよね。佃。私が最初にこの佃に来たのは、旦那がお世話になった先生がこの土地を案内して下さった時。日本史が専門の先生に、個人的にいろいろ説明していただきつつ、佃を回ったんだから、今思えばめちゃ贅沢な経験だったなあ。

その時に、家康が大阪から漁師を呼んだ話も、住吉神社の事も教えていただいた。こんなところに住吉神社があるなんてびっくり、、と大阪出身の私は驚いた。で、その時はまさかその住吉神社からほど近い場所に住むとは夢にも思っていなかった。今のマンションに住むかどうか迷った時、「そうそう、ここは近所に住吉さんもあるしね、、これも何かの縁かも。」と思えたことが、住む決心をするきっかけになった気がする。今はこの街がとても気に入ってるので、この時この場所に住む決断をして良かったなあ、、としみじみ。これも住吉さんのご加護かも。

佃で白魚の献上の話や佃煮の話などあれこれあってから、ブラタモリの舞台は日本橋へ移動していたよね。で、その時出てきた立ち食い蕎麦のお店が美味しそうだったなあ、、と通りがかりに探してみた。確かこのへん、、と見ていたら、旦那が発見してくれた。そうそう、このお蕎麦屋さん。鰹節のお店が経営してて、おだしがとっても美味しそうだった。今度いつか機会があったら食べてみたいな。お値段も安かったし。

江戸の食シリーズの最後のあたりに出てきた、糀室。ここの甘酒屋さんの糀室が出てたよね。こんなお江戸の真ん中で今でも麹を作ってるんだからなんだかすごい。

で、今私が家で使ってる塩麹は、ここの生麹を買って作ったもの。この麹は、あそこの糀室で作られたのね、、なんてちょっとした感動だった。また今度生麹買ってこなくちゃ。なかなか行く暇ないんだけどね。
今回のブラタモリはとっても面白かった。一応今シーズンはこれが最終回だったみたいだけど、またやってほしいなあ。こうやっていろいろテーマを持ってまた別の視点で街歩きしてくれるとすごく楽しいし。まだまだネタはあるはず。