脱臼&骨折の顛末

皆様、いろいろ心配して優しいコメント、励ましコメントなどありがとうございます。左腕が使えないことを除けば、まあまあ元気です。とりあえず、右手は動かせるので、右手のみでキーボードを打ってます。まだまだ不自由だけど、とりあえず、自分の記録として、脱臼&骨折の顛末を書いておこうと思います。

16日の土曜日、3時半頃。雨も小やみになっていたので、じゃあ、雨合羽着て自転車でスポーツクラブへ出かけようか、と。家を出た。マンションの敷地の出口付近、ちょっとこれから坂になるので加速しようとした瞬間、濡れた石畳でタイヤが滑って思い切り転倒。左肩を石畳に思いっきり打ち付けた。激痛で起き上がれない。
旦那が慌てて戻ってきて、タクシーで救急病院に行こうと言うんだけど、痛くて痛くて、どうにも動けない。起き上がれそうにない。仕方ないので救急車を呼んでもらった。救急車はすぐに来てくれて、ストレッチャーに乗せられ、車の中へ。そこで、救急隊の方がいくつか近くの病院に連絡してくれたんだけど、どこも受け入れてくれなくて。私は、痛いし、とにかく早く処置してもらいたいけど、骨折くらいじゃ土曜日の夕方に受け入れてくれる病院ってそんなにないみたい。
でも、どうにかこうにか勤め先の大学病院が受け入れてくれることになり、搬送してもらうことができた。救急隊の人は、「himekaguraさんの状態は重傷なんですけど、なかなか電話だけではこの状態をうまく伝えきれなくて、、申し訳ないですね。」なんてあやまってくれて。とんでもない!救急隊の方は精一杯一生懸命受け入れ先を探してくださった。痛がる私を励ましてくれて。こっちこそ申し訳ない気持ちでいっぱいだった。とにかく、勤め先に病院があって、そこが受け入れてくれることになって、正直すごく助かった。
搬送途中も痛くて、泣いてたんだけど、旦那がずっとそばで励ましてくれて、こういう時は本当にありがたいと思った。(この気持ち、忘れちゃだめだね。)ようやく病院に到着。頭を打って、たんこぶができて、少し出血もしていたので、まずCT検査だった。“これがCTなのね。この検査、絶対高いだろうなあ、、。”なんて小市民の私はいろんな意味でどきどきしてたけど、とにかくその間も痛くて。脳外科の先生に、「痛いんですけど、、痛み止めは?」なんて、半泣きで聞いてたりした。「おおい、痛そうだから、早く痛み止めしてあげろよ。」と、整形外科の先生に言ってくれた脳外科の先生、ありがとう。
「himekaguraさん、脱臼はね、脱臼を元の状態に戻さない限り痛いんですよ。でもしっかりレントゲン撮って、ちゃんといろんな角度から確かめないと、きっちり元に整復できないでしょ。だから痛くてもちょっと頑張って!」と、少々あきれ気味の整形外科の先生方に励まされつつ、いろんな角度からいっぱいレントゲンを撮ってもらった。その後、ようやく痛み止めの座薬を入れてもらった。
痛み止めがようやく効いてきたかな?というところで、肩の脱臼を治してもらった。脱臼を治す時ってもう一回痛い、とおどされていたんだけど、結局ほとんど痛みもなくスッと戻った。痛くなかったのは良かったんだけど、それだけ肩がゆるゆるになっちゃってるってことで。逆に怖いよ。肩の骨も破損してるらしい。

脱臼が治ると、痛み止めを入れてもらったこともあり、ちょっと元気に。歩いて待合室に戻ることができた。そこでずっと待っていてくれた旦那と話ができた。もう3時間近く、ずーっと待っててくれたんだ。悪かったなあ。途中、脳外科の先生の説明は旦那が聞いていてくれたらしい。
最後に、旦那と二人でERの整形外科の先生の説明を聞いた。肩の骨が骨折しているところは、うまくくっつくかどうかわからない。うまくくっつかなければ、手術する必要がある。今、手術をすることを決めてもいいし、経過を見てから手術をするかどうか決めてもいいとのこと。くっつくかどうかの確率は、まあ五分五分でしょう、、とのこと。経過観察は、職場の大学病院ではなく、ERで診てくださった先生が、外来診療を週一回している公立病院に通わなくてはならないとのこと。(まあ、大学病院は重病の人の先進医療のための場所、仕方ないね。)
とりあえず、経過を見てから手術をするかどうか決めたいと意思を伝え、ようやく帰路に。旦那は、「タクシーで帰る?」と聞いてくれたけど、もったいないので、徒歩&電車で帰った。月曜日に病院で払った、土曜日の検査や治療のお金、整形外科と脳外科両方でしめて19870円。予想はしてたけど、お財布にもめちゃ痛かった。これからまだ通院も必要だし。はあ、、暗い。でもまあ、頭を強打して意識不明、とかでなかったのがまだ不幸中の幸いか。
これから、余裕ができたらまた闘病のつれづれなど綴ります。それにしても、片手でキーボード、しんきくさい。自業自得か、、。