ヴエルタ・ア・エスパーニャ2012


オリンピックも終わっちゃってつまんないよ〜。見るテレビ番組無いよ〜と思ってぶつぶつ言ってたら、いよいよ始まった、ヴエルタ。今年はちょっと前倒しなんだよね。そして、今年はなにしろ、コンタドールの復帰戦ってことが話題の的。残念ながらアンディ君は骨折からの体調が、まだグランツールで闘うほどには戻らなかったらしく、もっとちっちゃいアメリカでのレース等に参戦する道を選んだみたい。ヴエルタには不出場。せっかくコンタドール対アンディ君の対決を楽しみにしてたんだけどな。でもしょうがないか。いくらプロの自転車選手とは言え、やっぱり骨折から復帰してすぐ長期レースを戦うのはなかなか大変だよね。
でも、アンディ君がいなくとも、すごく楽しめそうなことが、すでに第3ステージで感じられた。コンタドール、やっぱりやってくれるやん。最初は様子見するのかな?と思ったのに、第3ステージ最後、自分からどんどんアタックしかけるしかける。そうそう。私はこういうレースが見たかったのよ。ウィギンスみたく、後ろでど〜んと構えてて、最後にちょっとだけ頑張って、タイムトライアルで勝っちゃう、、なんて正直つまんない。やっぱりエース同士のガチンコ対決の方が見てて面白いもん。コンタドール、復帰戦始まったばかりだっつーのにガンガン行ってくれるから楽しい。ツール・ド・フランスではウィギンスのアシストだったフルームが、こっちもスカイチームのエースとして、ヴエルタに参戦。フルーム対コンタって見応えあるわ。しかもそこに、調子よさそうなバルベルデホアキンがからんできて。面白い!よっぽどツール・ド・フランスより面白い。やっぱりコンタはやってくれるね。これからのレース観戦がますます楽しみになってきた。
レースはとっても面白いんだけど、レース運営とか中継は、スペインらしく、なんか適当さ、いい加減さが端々に感じられる。ま、ゆるくていいか、スペインだしなあ、、って思う。途中経過で、なるべくマメにタイム差とか残り距離数を出してくれると嬉しいんだけど。ツール・ド・フランスの、ずっと計測が表示されてる状態になれちゃってるから、「あれ?それでこのグループと第2グループはどのくらい離れてるの?それで残りはいったい何キロあるの?」みたいな状態がざら。しばら〜く何の表示もなく、突然タイム差が現れて、いきなりすごいタイム差広がっててびっくり!なんてのもある。解説の人も大変そう。現地では、気温も、すごく高いみたいで、選手も大変そうだな。気温39度、とか言ってる。考えたら、よくこんな気温でガンガンアタックするよなあ。やっぱすごい。集団ゴールの後、選手たちがどっちにはけていったらいいのかわからなくて、出口つまってる〜なんて状態も、ヴエルタならでは。ま、そういうローカルな雰囲気も含めて、観戦楽しめそう。選手は大変と思うけど。