朋遠方より来る〜プチオフランチ@20日木曜日

ドイツから一時帰国中のお友達が、ドイツ人の旦那様と一緒に私の職場に遊びに来られたので、一緒にランチした。旦那様は、安藤忠雄の建築物についてギムナジウムの授業で教えておられるとのこと。だから私なんかよりよほど安藤忠雄の建築物についてお詳しく、いろいろと教えていただいた。今回は、学内で安藤忠雄がデザインした建物にあるカフェにて一緒にお食事をすることに。

コンクリート打ちっ放しの壁と高い天井、大きなガラス窓。いかにも安藤忠雄らしいデザインのカフェ。その中で、彼のデザインについていろいろと教えていただきながら、ランチ。

店名はフランス風、コーヒーの大きさの表記もpetitとかgrandとかフランス語。でも、パニーニ売ってたりするところはイタリア風?コーラはアメリカ?みたいな。とってもインターナショナルなお店だよね!なんて笑いつつあれこれおしゃべり。

ここに来るとたいていいつもはパスタランチにするんだけど、今回、なんとお肉メインの方のランチメニューが私の大好物の鴨のコンフィじゃないですか!これはやっぱ鴨だな、、ってことで鴨のランチをチョイス。3人とも鴨だった。鴨はなかなかいけた。
お食事後、この安藤忠雄デザインの建物の中、入っていいのかな?そりゃいいよね。昼間だし。ってことで、3人で勝手に中に入り込んで、2階に上がって廊下をうろうろしたりしていた。2階はいろいろ研究室が入ってるんだなあ、、全部ドアガラス張りだけど、、とか思いつつ廊下をうろうろしていたら、研究室から教授が出てこられた。内心“やばい!注意されちゃう??”と思ったんだけど、出てこられた先生、とってもお話し好きな先生だった。ドイツ人の旦那様が、“安藤忠雄の建築物に興味があって”と話すと、あれこれその建物についての細かいエピソードや、実際に自分が執務室に使ってる使い心地など、いろ〜んな話をたくさん英語で話して下さった。おかげで、旦那様もいっぱいまたいろんなエピソードを聞けて喜んでおられたみたい。ラッキーだった。安藤忠雄がこの建物のデザインのインスピレーションを得たのは、三十三間堂だったらしい、とか。なるほどね〜。ここのガラス窓やドアがあまりにも曇りのない透明なガラスなので、ドアに思い切りぶつかって怪我した先生がいるとか、、。それも面白かった。そんな思いがけない無料セミナーを聞かせていただき、私はその後走って執務室に戻った。たった1時間の休み時間では本当短すぎ!でも会えて、お話しできて、一緒にランチできて楽しかったなあ。こうやってお友達とちょこちょこ交流が持てるのは、本当に幸せ。