12日の午後。
ちょっといろいろう～ん、、と思う事も有ったりしたお墓参りの後。バス停の近くの駅で降ろしてもらい、私はバスで、旦那＆義父と合流し、有馬温泉へ。
今回、夏休みもちょっと有馬でのんびりしたいね、という事で、3人で有馬温泉にやってきた。有馬グランドホテルの、建て替えた新館の方に宿泊した。和洋折衷のお部屋になっていて、ベッドがふたつ。
寝室の向こう側に畳の部屋があり、そこにもう一人分布団を敷いてもらった。ベッドには義父と旦那に寝てもらう事にして、私は和室で布団でのんびり寝させてもらう事に。この畳の部屋の奥に、まだもう少しスペースがあり、そこにはソファが置いてあってソファでのんびりごろごろもできる。とても広いお部屋で快適だった。
今時の温泉旅館のお部屋は、ネスプレッソが置いてあるんだなあ。初めてネスプレッソを使ってみたけど、簡単にエスプレッソを淹れる事ができて美味しくて快適。
今までの旧館のお部屋では、備え付けの浴衣を着るようになっていたんだけれど、こっちの新館では作務衣セットが準備されていた。
義父は浴衣の方が慣れてて良いみたいだったけれど、私たちは動きやすいし脱ぎ着も簡単な作務衣のサービスがすごく嬉しい。いろんなところ、たぶん外国人観光客向けにいろいろとリニューアルしてるんじゃないかな、という気もする。いろいろ新しい改革はありがたい。
作務衣より浴衣が良い、という人は浴衣を着るのもOKなので。どちらもいける柔軟な感じは良いサービスだなあ、、と思った。
お風呂は家族連れで満員。お盆休み、子供連れて遊びに来てる人がいっぱいだし、親戚一同、みたいな感じのグループもいた。ふと外を見ると、プールに子供達がいっぱい。なるほど、夏休み。遠出しないでこのあたりで夏休みを楽しむファミリーも多いんだろうな。
晩ご飯は、部屋食ではなくお食事処へ行くプラン。父の希望（私たちの希望も同じだが）は部屋食だったんだけど。部屋の作りなどもあって、食事処での晩ご飯プランとなった。湯上がりで冷房はきついので、私はひざ掛けをもらったけど、それでちょうど良かった。関西の方が気温は高いと思うのだけど、冷房の強さも関東よりキツい気がする。
夕食メニュー。冷菜は、鱧の子やトウモロコシ、オクラ、ゆずなどが入ったジュレ。さっぱりした口当たりに、ほんのりトウモロコシの甘みもあったりして美味しい。やはり関西に帰ってくると鱧はいただきたい。
前菜は、もずく酢＆蒪菜、赤飯、万願寺豆腐、鯛の酒盗。それと、手前の骨は鮎の骨せんべい。ひとつひとつが丁寧な仕事で美味しい。
それに、鮎の蓮の葉巻。これも香ばしく、蓮の葉の香りもして美味しかった。
温菜は、スープ仕立ての鰻の白焼き。上品で美味しい。温かいスープ仕立てにほっこり。
鮮魚は、鱧の湯引き、タコ、ホタテ、エビ、マグロ のお刺身。それをごまソースか黄身醤油でいただく。やっぱりここでも鱧、なのが関西風で美味しい。
そして、これが本日のメイン。石窯オーブンで焼かれた黒毛和牛と焼き野菜。
取り分けて、こんな感じ。この和牛がとっても柔らかく美味しく、素材の良さをたっぷり味わえた。今回の目玉の一皿だった。オーブンから出されて熱々のを取り分けていただくのは、部屋食では無理だから、食事処ならでは、、かな。とても美味しかった。
お食事セット。ハマグリの赤だしも美味しかった。こういうところのお漬物は美味しいし、ご飯もとても美味しい。
デザートは梅ゼリーとほうじ茶アイス、それに抹茶のケーキだった。これもとても美味しかった。
部屋食でのんびり飲みながらだらだら食べてまったり～、、という温泉宿っぽい雰囲気も好きだけれど、こういう豪華な食事を食事処でできるのも良いかな。特に、オーブンから出してきたお肉が美味しかったので満足。
部屋食は、人手もいるし、この先だんだん難しくなるのかもしれない。などとちょっと思った。
この後、のんびりまたお風呂に入ってまったり。
夜、ちょこっとバーをのぞきに行ってみたら、普通のバーではなくカラオケスナック？？みたいな場所でちょっとビックリ。あ、そっか。今でもこういうお店ってあるのね、、、。まあ温泉宿だしね。
そういえば、SMAPが、スマスマの企画で、有馬温泉の向陽閣に来てた時、こういう小さいカラオケスナックの個室みたいなところでカラオケ三昧していたなあ、、なんてのを懐かしく思い出したりした。あれって何年前だっけ。もう今はSMAPも無いのよね。
翌日、13日の朝ご飯。やはり部屋食が無理だったので、朝はバイキングへ。バイキングも、私は嫌いではないけれど。旦那はバイキングは落ち着かないので嫌いなので。そこだけはなんとか部屋食にならないか、もしくはバイキングではない朝ご飯の選択（食事処に行くのは構わないので）がないものか、、とちょっと思った。
右の手前の鉢に入ってるのは、明石焼き。朝食バイキングに明石焼きがあったのは、私的にはちょっと嬉しかった。
有馬温泉からバスで大阪へ戻り、少し義父＆旦那と買い物をしてから、私だけ実家へ戻った。
実家へ戻ってまた片付けや掃除の残りをして、母ともあれこれおしゃべり。
晩ご飯は、前日、出かける前に私が作っておいたカレー。昨日兄と母が食べたらしい。その残りを食べたけれど、美味しかった。ちゃんと冷蔵庫で保管してくれていたみたい。まあ、そうじゃないとこの時期もたないよね。いくら火を入れても。
有馬温泉から戻って、私は実家でもう一泊したので。今回実家の滞在時間も結構長くなり、いろいろ用事をする事ができてよかった。
台風が近づいてきている、、という事で、なんと15日は山陽新幹線が全面運休に。新大阪と東京間も間引き運転になるとの事。こんなお盆のさなかに台風が来るなんて、、天気の事だから仕方ないとはいえ、困る人が多いだろうな。
たまたま私は14日に帰る予定で14日の夕方の新幹線の指定券を買っていたのでよかったけれど。慌てて旅程変更をしなくてはならない人は大変だったと思う。
14日。昼過ぎまでまだ実家の用事を片付けて。
昼ご飯は茄子を焼いたり、サツマイモをふかしたり、レバーを焼いたり。最後までいろいろ食べろ食べろと言われたけど、まあ、食べるのも親孝行のうち、なのかな。
夕方の新幹線に乗るために、新大阪駅へ。551の豚まんはやはり買わなくちゃね、、と。地下の、チルドばかり売ってる窓口に並んで豚まんをゲット。以前買った551の保冷バッグを持って行くと、そこに保冷剤と一緒に豚まんの箱をいれてもらえる。最近はいつも帰省の際には保冷バッグを持ち帰ってる。笑
地下鉄の新大阪駅の改札近くのDEAN＆DELUCAでホッと一息。ここはいつも結構穴場、なんだけど、さすがに14日は混み合っていた。
新大阪駅では、旅程変更して帰る人もたくさんいるみたいで、駅はざわざわ。「次の新大阪駅発ののぞみは、○番線発です」なんて看板を持って声かけしてる駅員さんもいたり。明日の切符を持っていて、今日に変更した人で指定を取れなかった人もいるだろうから。そういう人は新大阪駅発の自由席に並ぶだろうし、大変だなあ、、って思った。
私の乗った夕方ののぞみも混み合っていて、もちろん全席満員。自由席もかなり混み合ってるようで、デッキにも人がたくさんいた。立ったまま東京まで帰るのはしんどいだろうなあ、、って思った。私はなんとか14日発の指定を取っていたので、本当に助かった。
新幹線の窓からそとの風景を眺めて。品川あたりに戻ってきて、高層ビルがたくさん見えると、なんだか地元に戻ってきたなあ、、とちょっとホッとする。昔は、新大阪駅で降りて大阪弁が聞こえるとホッとしたんだけど。今はどっちかと言うと、やはり東京に戻ってくるとホッとする。こっちがすっかり地元になってるんだよなあ。日常に戻ってきた、という感じがするからかな。
まあ、新大阪で降りて大阪弁を聞くとホッとする気持ちも、有るにはあるんだけど。
東京駅で降りて、バスで地元に戻って、家についたら、ありあわせの晩ご飯。551の豚まん。それに旦那が買っておいてくれた鯨のお刺身。
新大阪駅で買ってきた鯖寿司。どうしても、もう1回食べたかったので、新大阪で新幹線に乗る前に、改札近くのスーパーで買ってきた。それに、きくらげ天。
それと、サラダと玉子焼きを作って、簡単な晩ご飯。でも家に帰ったらやっぱりホッとするなあ。
夏休み前半は、これで終了。残りは東京の自宅でのんびりできるかな。
