NHKでやってる番組、『マンガノゲンバ』。http://www.nhk.or.jp/genba/
好きな作家が出る時にたまに見てるんだけど、この前の江口寿史スペシャルは楽しみに見た。
- 作者: 江口寿史
- 出版社/メーカー: 小学館クリエイティブ
- 発売日: 2008/10
- メディア: 単行本
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- 作者: 江口寿史
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大阪在住だったので、千葉の柏とか松戸とか言われても、どんなところかわからなかったけど、今思うと「なるほど〜。」なんて思っちゃう。東京に出てきたばかりの頃(90年代初頭)、初めて常磐線に乗って、江口寿史の漫画にあった通りの、籠をしょった野菜売りのおばあちゃんたちを見た時はかなり感動した。「野菜売りのおばちゃんって本当にいたんだ!!」ってある種衝撃だったなあ。あれからもう20年近くたつけど、今もああいう野菜売りのおばあちゃんっているのかしら、、。
パイレーツ後の連載の『ストップ!!ひばりくん!』も大好きだったんだけど、その頃から、彼はしょっちゅう原稿を落として、休載を繰り返し、結局ひばりくんは未完のまま終わっちゃった。すごく残念だった。
その後、しばらくイラストの仕事中心にやってるみたいだなあ、、と思っていたんだけど、一応漫画も描いていたんだとこの番組で知った。一部紹介されてるんだけど、やっぱり江口寿史の漫画って面白いよなあ。どうやら長い漫画は描けないみたいで、連載は4ページとかそのくらいのペースでやってるみたいだ。
江口寿史と言って私がまず思い浮かぶのは「白いワニ」。原稿が遅れがちになった頃、よく「白いワニが来た!」と言っては漫画の続きを描いてくれなかったから。つまんない作品なら別にいいんだけど、面白いから続きが読みたいのに〜。と、よく白いワニを恨んだものだ。
うちの旦那も、どっちかというと江口寿史的なところがあるなあ、、とちょっと私は思ってたりする。「白いワニが来た?」と尋ねると、旦那は「白いワニに食われちゃったよ。」なんて言ってるけど、、。