久しぶりのイデミスギノ

旦那の親族で、テレビ番組なんかの洋菓子レシピ監修をしたり、番組で洋菓子作りを教えたりしている、ちょっとその道では有名なプロのお菓子の先生がいる。それで、前から1度聞いてみたかったかった質問を、先日とうとう聞くことができた。「東京で一番美味しいパティスリーはどこかな??」と。東京で一番お薦めって言っても難しい、、という事だったけど、迷った上で彼が挙げてくれた三店がここ。『エーグルドゥース』『シュシュクル』そして、『イデミスギノ』。エーグルドゥースとシュシュクルは、実は今まで知らなかったお店なんだけど、イデミスギノは、私の中で勝手に、日本でナンバーワンと決めていたお店だった。やっぱりプロから見ても美味しいんだ、、と、評価の一致にかなり嬉しかった。

そんな話をしたら、どうにもこうにもイデミスギノのケーキが食べたくなっちゃって。「イデミスギノのケーキ食べたい!でも仕事帰りに行けないよ〜。どうせ売り切れてるし〜!」と泣いてた。そうしたら、そんなうるさい私の姿を見て、銀座に立ち寄った旦那はイデミスギノのケーキを買ってきてくれた。ありがとう!!

数年ぶりに食べたイデミスギノのケーキ、やっぱり美味しい。感動するくらい美味しい。ケーキの上にふわっとのってるムースが、口に入れるとふわふわってとろけるんだよね。その繊細さが最高。こういう口溶け感を大事にしてるので、イートインしかダメってケーキも結構ある。イデミスギノで一番有名なケーキは、テイクアウト不可なので、食べた事ないんだよね。いつもイートインは人でいっぱいだし。でも、この持ち帰りOKのケーキを夜遅くに食べたけど、十分ふわふわとろける口当たり。この技術はすごいよやっぱり。型崩れしてないのに、ちゃんと口の中ではとろけるんだもん。まあ、日常はパティスリーコラージュの男のサバランで十分満足なんだけど。たまにイデミスギノのケーキを食べるとやっぱり感動するなあ。
ちなみに、私が人生至上一番のケーキ、と思ったのは、ダロワイヨのリュクサンブール店のサロンで食べたケーキ。盛りつけや雰囲気も含めて、最高に美味しいケーキだった。またいつかあのサロンでゆっくりお茶を飲みつつケーキ、、なんて瞬間を味わいたいなあ。無理かなあ、、。