認知症のこととか


この頃、朝ドラの『純と愛』で、純の母が若年性アルツハイマーになった設定になっていて、ちょっと展開もヘビーだ。うちの父はアルツハイマー型ではないけれど、認知症なので、なんだか他人事ではないなあって思う。それにしても純母の設定は50歳くらいらしいから、そんな年で若年性アルツハイマーになっちゃったらめちゃめちゃショックだと思う。さすがに見てて気分が重くなってしまうよ。できれば救いのある展開にしてほしいものの、いったいどうなるのかなあ。
パーキンソンとレビー小体型認知症と診断された父。でも、母はなんとかよくならないか、良い薬はないものか、、と悩んでいる。母は、大学病院信者的なところもあり、なんとか大学病院でみてもらえるとよくなるのでは?と思ったり。でも、その紹介状を頼みにいった主治医とちょっともめたり、、。母からの一方的な言い分を聞いてるだけだからよくわからないんだけど、「大学病院に行っても、結果が変わるかどうかはハッキリ言って疑問。今の病院でしっかりみてもらって、後は介護を楽にする方向で考えた方がいいのでは?大学病院の待ち時間や通院の大変さを考えるとそんなにプラスではないよ。」と言ったらしい主治医の言い分も私にはよくわかる。ただ、母はなんとかどこかに望みを託したい。なんとか良くなって欲しいと思ってる、、その気持ちもすごくわかる。母の気持ちも揺れ動いてて、「主治医が紹介状を書いてくれないなら、主治医を別の医者に変えてもいい。なんとしても、待ち時間も通院も大変でも大学病院に行きたい!」という強い気持ちの時と、「やっぱりしんどいし、自分の体も疲れるし、無理してみてもらってもしょうがないかもしれない、、。」という気持ちの時と。すごく揺れ動いてるようだ。まあ、、そうだよね。迷うよ。正解なんてないし。
妥協案として、家からそれほど遠くない病院で、“レビー小体型認知症”の専門医として名前が通っている先生のいる病院に行ったらどうか、セカンドオピニオンとして、、と母に提案してみた。母はそれも迷ったんだけど、家からそんなには遠くないし、車で行ける範囲だからという事で、行ってみることにしたようだ。今かかっている病院で、“セカンドオピニオンとして、他の先生の意見も聞いてみたい”と言ってお願いしたらすんなり紹介状も書いてくれ、検査結果も出してくれた。主治医もかなり詳しい紹介状を書いてくれた。それを両方持って、年の瀬に、レビー小体型認知症専門医の先生に診ていただきにいったようだ。そこの医院の先生は、とても親切だったみたいで、今のところ母も満足した感じ。年末にいろいろ検査してもらった結果を、もうすぐ聞きに行くことになるんだけど、診察の段階ではやはり今までかかっていた病院と同じ診断になりそうな感じも受ける。その先生には、救急対応も充実している、今かかってる病院での治療を進めた方がいいかも?と言われたみたいだし。まあそうだよね。この先、もしかしたらまた救急車のお世話になることも考えないといけないし。新しくみてもらった、レビー小体型認知症の専門医の先生にこの先もずっとかかるのがいいのか。今までみてもらってきた病院でやっぱり治療を続けた方がいいのか。すごく迷うところだ。
お医者さまとは相性もある、、と認知症介護の方が立ち上げてるHPなんかにもよく書いてある。辛抱強く介護していかなくてはいけない現状で、できれば相性もよく信頼もおける病院と出会えればそれにこしたことはないんだけど。母を満足させるのはなかなか難しそうだし。どうするのがいいのかな、、。